【心理学科】障害心理学研究室の学生達が「三蔵祭体験ツアー」を実施

三蔵祭体験ツアーを実施しました
10月25日(土)に開催された三蔵祭において,心理学科・障害心理学研究室の学生たちが,福山あつまローズに参加している子どもたちを対象に「三蔵祭体験ツアー」を実施しました。その様子を心理学科の金平が報告します(投稿:FUKUDAI Magメンバー 向井)。
福山あつまローズとは
「福山あつまローズ」は,福山市社会福祉協議会が主催するボランティア団体で,子どもたちの居場所づくりや学習支援を目的に活動しています。小学生から高校生までの子どもたちに対し,社会人や大学生ボランティアが基本的にマンツーマンで学習支援や安心できる居場所の提供を行っています。障害心理学研究室の学生たちも,これまでこの活動に参加してきました。
三蔵祭体験ツアーの実施
福山大学には5学部14学科があり,三蔵祭ではそれぞれの学科がブースをだして,様々な体験ができるようになっています。今回は,子どもたちに「大学を体験しながら知ってもらう」ことを目的に,大学生が企画した三蔵祭体験ツアーを実施しました。

<事前準備>
限られた時間で子どもたちがスムーズに各学科を体験できるよう,学生が名札と学内マップを作成しました。


<三蔵祭当日の様子>
当日は早く集合し,ランチを食べながら注意事項やルートなどの最終確認を行いました。

<バス停で子どもたちを迎え,グループごとに自己紹介をしました>
当日は約30名の子どもたちが参加し,多くの社会人ボランティア(チューター)の方々にもご協力いただきました。子どもたちは5名ほどで1グループとなり,大学生2名が同行して,1時間の間に約2つの学科ブースを見学・体験しました。

<生命工学部でのDNAビーズアクセサリー作成体験,食と健康の体験ゲームや海をテーマとしたポスター発表>

<工学部での大学生が作成したゲーム体験や和紙で作るランプシェード作成体験>

<薬学部のハンドクリーム作り体験>
参加を通して
さまざまな学科での体験や,大学生との直接的な交流を通じて,子どもたちは「大学」という場所を身近に感じる機会となったようです。学生たちにとっても,ボランティアとして子どもたちの学びや成長に関わる貴重な経験になりました。
学長から一言:心理学科の障害心理学研究室の学生諸君は、子どもたちの居場所づくりや学習支援を目的に活動しているボランティア団体の「福山あつまローズ」を日頃から積極的に支援。その一環として、先日の大学祭では各種の催しや模擬店を巡るキャンパスツアーを企画し実施。周到な準備を経て、当日参加した約30名の子ども達にとっては、人や社会と関わる意味や楽しさを実感する機会になったことでしょう。






