【図書館】「第16回全国大学ビブリオバトル」本戦出場権獲得!

2025年11月1日(土)、広島大学東千田キャンパスのSENDA LABにて、全国大学ビブリオバトル2025中国C・Dブロック決戦が開催されました。このイベントに、福山大学から魚谷陽翔さん(メディア・映像学科1年)が参加し、熱い戦いを繰り広げました。このイベントの様子と学長室で大会の結果を報告した様子を附属図書館の山野がお伝えします(投稿はFUKUDAI Magメンバーの大谷)。

 


今回のブロック決戦では、CブロックとDブロックそれぞれ3名ずつ、合計6名の学生バトラーが集結しました。各ブロックから1名のチャンプが選出され、全国大会へ進むことができます。広島県内の大学で行われた6つのブロック予選を勝ち抜いたバトラーたちは、5分間のプレゼンテーションで自分のおすすめの本を紹介し、観戦者を本の魅力に引き込みました。どの発表も、本に対する深い情熱を感じさせる素晴らしいものでした。

福山大学からは6月に開催したビブリオバトルブロック予選で見事チャンプ本を獲得した魚谷陽翔さんが、中国ブロックの1番手として、予選でも使用した鴻上尚史さんの『僕たちの好きだった革命』(角川学芸出版)を紹介しました。発表前はとても緊張している様子でしたが、発表が始まると予選の時からさらに磨き上げられた内容で、ブロック決戦に向けて準備をしっかりとしてきたことが伝わってきました。本の内容紹介に加えて、途中に印象的なセリフを挟むなど、ブロック決戦のトップバッターとして、強い印象を与え、高校時代演劇部に所属していた魚谷さんならではの世界に引き込まれる発表でした。

印象的なセリフを語る魚谷さん

今回の決戦では、1年生から修士課程2年生まで、幅広い学年の学生が参加し、熱い書評合戦が展開されました。どの発表も本の魅力を最大限に伝えており、誰がチャンプ本に選ばれるのか、観戦者もドキドキの展開となりました。Cブロックでは、決選投票への持ち越しとなり、再投票の結果、魚谷さんが見事チャンプに選ばれました!

表彰状授与

次のステージは2025年11月23日(日)にアルカスSASEBOで開催される「全国大学ビブリオバトルinながさきピース文化祭2025」です。全国で開催されているブロック決戦を勝ち抜いた30名のバトラーによる本戦が行われます。昨年度は、全国で102の予選会に1756名が参加し、全国大会へ進出できたのはわずか30名。そんな狭き門を突破し、魚谷さんは全国大会への出場を果たしました。当日は14時からニコニコ動画での生配信もありますので、ぜひご観戦ください。

当日発表された6冊の本

最後に関係者で記念撮影

また、今回の全国大会へ出場という結果をご報告するため、魚谷さんと発表を指導した内垣戸准教授、田中始男図書館長で学長室を訪問しました。チャンプ本を獲得した『僕たちの好きだった革命』を紹介し、当日の様子や全国大会について話しながら和やかな雰囲気で報告することができました。

チャンプ本を獲得した本を紹介

また、福山大学後援会、同窓会より全国大会出場のお祝いをいただきました。
全国大会まで時間は短いですが、悔いのない全力を尽くした発表ができることを願っています。

 

学長から一言:自分の大好きな「推し本」の魅力について心を込めて聴衆に説得する力を競うビブリオバトル、その学内予選を勝ち抜いて中国ブロックの大会に出場したメディア・映像学科の魚谷陽翔さんがみごと優勝。まだ1年生で将来の成長が楽しみの逸材です。こんどは佐世保で開催の全国大会に駒を進めることになりました。つい先日、本学後援会、同窓会からのお祝いを伝達しました。昨年の大会には全国で102の予選会に出場の1756名から選ばれた30名が決勝に進出とのこと。きっと今年も激戦になるでしょうが、健闘を祈ります!