【電子・電気工学専攻】電気学会基礎・材料・共通部門大会で修士1年生が発表しました!

大学院工学研究科修士課程電子・電気工学専攻1年生の原勇真さん(波動計測応用研究室所属)が、令和7年(2025年)度電気学会基礎・材料・共通部門大会で「若手ポスター優秀賞」受賞し、学長室を訪問して学長に受賞報告を行いました。この報告が研究室の指導教授である仲嶋教授より届きましたので、工学部電気電子工学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が報告します。
令和7年(2025年)度電気学会基礎・材料・共通部門大会が、9月2日(水)~9月4日(金)に、芝浦工業大学豊洲キャンパスにて実施されました。本大会で発表した電気電子電子・電気工学専攻1年生の原勇真さんが、「若手ポスター優秀賞」を受賞しました。
原勇真さんは、学部生の時より、要介護者や患者がベッド内で発生させる音からその行動を推測し、認知による離床や麻酔から覚める際に起こす点滴引きはがし他、異常行動を察知して看護師に知らせることにより、介護や看護の質を向上させると共に介護士や看護師の負担を軽減することを目的とした、スマートベッドの研究を継続しています。大学院では、学部生での研究を発展させて音源の位置を示す音源像の演算手法を改良し、掻破音(肌をかく音)の位置特定精度を向上させました。本件は、この成果について、「深層学習によるベッド内の行動推定 ~音源像生成方法の検討~」と題して発表したものです。
既に何度か学会発表を経験しているので、しっかりと落ち着いた発表を行い、質疑にも的確に答えられたようです。彼は今後も社会実装に向けたシステムの向上を目指して、継続して研究を行っていく予定としています。今後の彼の成長と研究の発展が期待されます。
学長から一言:大学院工学研究科で電子・電気工学を専攻する修士課程1年の原勇真さん、電気学会基礎・材料・共通部門大会で「若手ポスター優秀賞」の受賞、おめでとうございます。日頃の研究が注目を集め、栄えある受賞に繋がったことは実に素晴らしい。しかも、研究内容は要介護の入院患者のベッドでの動きを音で詳しく感知し伝えるシステムの構築。実用的価値も極めて高い研究成果のようです。ものづくりで世の中のために役立つ、まったく羨ましい実践です。











