【学友会 海洋生物研究会】福山市リサイクルプラザでの福山市環境月間イベントに今年も出展!!

「学友会 海洋生物研究会」広報担当の佐藤です。ご報告が遅くなりましたが、6月29日(日)に福山市リサイクルプラザで行われた環境月間イベントに参加しましたので、当日の活動についてお知らせいたします。(投稿は、海洋生物科学科 のFUKUDAI Mag.メンバーの阪本です。)
環境月間イベント
6月5日は「環境の日」なのですが、皆さんご存じでしたか? 「環境の日」は、1972年6月にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められました。日本では1993年に制定された環境基本法により、多くの人たちに環境保全についての関心と理解を深めてもらうため、各地でさまざまな環境保全に関する活動が行われるようになりました。福山市でも6月の1ヵ月間を「環境月間」とし、さまざまな行事・事業が行われています。
テーマは「外来種と在来種」と「地域に生きる生き物達」
今回の私たちの展示は「外来種と在来種」と「地域に生きる生き物達」をテーマに掲げ、3年生3名、2年生4名、1年生1名の計8名の部員が担当し、パネル展示や水槽展示を行いました。さらに、体験型の催しとして「探せ!小さなモンスター」を企画し、多くの来場者の方に楽しんでいただきました。
パネル展示では「海外の生態系に影響を与える可能性がある日本の生物」や「日本で外来種に指定されている生物」について取り上げ、生物の存在は地域や環境によって捉え方が異なることを来場者に伝えました。

海外では駆除対象となる日本の生物のパネル展示

日本で外来種に指定されている生物のパネル展示
小さな子どもたち含め、多くの方が熱心にパネルを読んでくださいました。

水槽には、日本の在来種であるドンコやオイカワ、シマドジョウ、イシガメを展示しました。

学生たちが来場者に向けて解説を行い、実際に観察しながら学んでもらうことで、理解を深めてもらうことができたと思います。とくに、子どもたちが興味津々に水槽を覗き込む姿が印象的でした。

体験型企画「探せ!小さなモンスター!~ちりめんの中から自分だけのモンスターを探そう~」
ちりめんモンスター、略して「ちりモン」です。ちりめんじゃこに混ざる、カニやタコ、イワシ以外の魚などレアな生物を探し出すもので、今回は食用のちりめんではなく、ちりモンだけを特別に集めたものを用意し、その中からお気に入りのちりモンを選んでもらい、一緒にラミネート栞を作ってもらいました。参加者が探し出した「ちりモン」について学生たちが解説しながら一緒に作業を進め、多くの方がオリジナル栞作りを楽しんでくださいました!


なかには激レアなタツノオトシゴを見つけたり、アマモの食害でも有名なアイゴの仲間を集めたりする方もいて、さまざまな楽しみ方が見られました!

今回の私たちの企画には、306人の方にお越しいただきました!この展示を通して、外来種や在来種について理解を深めてもらうキッカケになったと思います。これからも正しい知識を広め、生き物や環境を守るために活動を続けていきたいと思います。
学長から一言:学友会サークルの一つ、海洋生物研究会のメンバーは環境保全に関する地域イベントでも頑張っています。「環境の日」にちなんだ福山市の催しに協力し、日頃のサークル活動の成果の一端を披露。会場に集まった小さなお友達にもよく分かり、興味を持ってもらえるように工夫した展示が光っています。これからも応援したいですね。






