【海洋生物科学科】「ひろしま海の森づくりプロジェクト」の展示ブースでアマモミニトークを実施!

福山大学はテレビ新広島(TSS)による「ひろしま海の森づくりプロジェクト」にパートナー団体として加わっており、TSSと連携した環境学習会やメディア対応などを通して、海の環境保全に関する啓発活動に取り組んでいます。

2025年6月には、広島市で開催された「ロハスピクニック広島」に「ひろしま海の森づくりプロジェクト」の展示ブースが設置され、昨年(過去のブログ)に引き続き、海洋生物科学科山岸幸正教授が「アマモを学ぶミニトーク」の講師として参加しました。以下、その様子を山岸が報告します。

 

「ロハスピクニック広島」が開催された6月7日(土)、8日(日)は、時折小雨がぱらつく天気でしたが、会場となったひろしまゲートパークにはたくさんの方々が訪れてにぎわっていました。私、山岸は、「ひろしま海の森づくりプロジェクト」のテントにて、各日3回ずつミニトークを行いました。

展示ブースの様子。

毎回ミニトーク開始時間近くになると、約20席がお客さんでほぼいっぱいになりました。

高橋広報部長の紹介で、アマモを学ぶミニトークがスタートです。

トークの中では、ブルーカーボンとして注目されるアマモの役割や福山大学の活動についても紹介。さらに、じかに触って観察できるように実物のアマモとワカメも用意しました。

年代を問わず熱心に話を聞かれている様子が印象的でした。

こんな小さな参加者も。興味津々に海藻を触る姿がほほえましいです。

希望者には「アマモクイズ」を配布しました。解答のヒントはトークの中にあります!

今回クイズ参加者には、オリジナル海藻キャラクターのしおりをプレゼントしました。

こうして今年もにぎやかに会を終えることができました。参加された方々に少しでも海の生物や環境に興味関心を持ってもらえたらうれしいです。

8月には、TSS主催の親子で学ぶ環境教室が因島内海生物資源研究所で開催される予定です。こちらも海洋生物科学科教員と学芸員課程の学生が、プロジェクトのスタッフの皆さんと協力して、楽しく学べる企画を行っていきます。

 

学長から一言:地元の海の環境保全のための企画「ひろしま海の森づくりプロジェクト」で今年もテレビ新広島(TSS)に協力して、日頃の研究成果を活かしながら頑張った海洋生物科学科の山岸幸正教授や高橋和敬広報部長ほかの皆さん、お疲れ様でした。大人も子どもも海の環境の大切さを認識して積極的に保全に取り組むようになるために、こうした地道な努力がきっと大きく花開く日が来ることでしょう。