【大学】大学見学へようこそ!福山市立加茂中学校3年生の皆さん!!

7月7日(月)に、福山市立加茂中学校からのお客様(3年生の生徒さん30名、先生お二人)が、本学を見学のため訪問されました。この見学の様子について、総務部庶務課 吉田が報告いたします。
福山市立加茂中学校では、生徒の皆さんが自分の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力を育て、「働くこと」と「専門知識・技能を得ること」の重要性を理解し、将来の職業選択や学習の動機付づけをすることを目的としたキャリア教育を行っておられます。その一環として、今回福山大学へ大学見学に来てくださいました。
当日行われた見学では、まず大学会館で、福山大学の歴史や学部・学科などについて庶務課職員が概要説明を行いました。
概要説明後は、未来創造館へ移動し、3グループにわかれ、佐藤雄己学科長をはじめ薬学部教員、学生の皆さんの案内で薬学部の教育・研究エリア、 共用エリア、 11階のCROSSING CAFÉを見学しました。
研究ラボでは、大学生が実験している様子や、大学ならではの専門的な設備や開放的な共有エリアを見学し、大学生になった気分を味わっていただきました。
また、11階にあるCROSSING CAFÉでは、瀬戸内海まで見渡せる景色を眺めながら、中学生の皆さんと薬学部の学生との交流が行われました。

次に、工学部棟(2・3・4号館)へ移動し、香川工学部長補佐から学部・学科の説明を受けました。工学部棟には学生が制作した多種多様な作品や研究の成果物が展示されており、実際にそれらに触れたり、見学したりすることができました。
建築学科の学生が制作した建物模型や「椅子」、情報工学科の実験装置、機械システム工学科の教員が指導して学生が作った乗車できるAI電気自動車、電気電子工学科の実寸大のガンダムコックピットなどを見たり、体験してもらいました。自分たちの実現したいものを考えながら知識や技能を身に着け、ものづくりに励む工学部の学びや活動に、皆さんは興味津々の様子でした。
電気電子工学科の実験エリアに、半導体回路の特性を示す難解な数式が並ぶホワイトボードがありました。中学生には少し敷居が高く感じられたかもしれません。しかし、香川工学部長補佐からは、「今は意味が分からなくても、数学を嫌わずにコツコツと努力を重ねると、数学を味方につけて自分が作りたいものを形にする楽しさを味わえるようになるよ」というエールが送られました。
この見学を通して、福山大学の「ものづくり」の楽しさを感じていただけたのではないのでしょうか。

見学後は、学食でそれぞれ食べたいものを選んで、昼食をとっていただきました。学食のボリューム感に皆さん驚きの様子でした。
最後になりましたが、福山市立加茂中学校3年生の皆さん、この度は暑い中お越しいただきありがとうございました。本学での専門的な学びや、自ら考え、学び、行動する大学生の姿を見て、何か感じ取ることはできましたでしょうか。皆さんが将来の進路を考える上で、今回の経験が少しでも役立つことを願っています。
また「福山大学」で皆さんにお会いできることを、心より楽しみにしています!
学長から一言:福山市立加茂中学校の生徒の皆様、引率の先生方とともに、ようこそ福山大学へおいで下さいました。大学で日頃行われている教育や研究について考えたり、理解したりする上で、今回の訪問が役立ったなら、お迎えした本学関係者としては頑張って説明した甲斐があったというものです。大学進学希望者にとっては、受験まであと3年。福大で見聞きしたことも踏まえて、将来、望みに叶う進路を見つけ出してください。






