【人間文化学科】教育実習に向けて模擬授業が行われました!

こんにちは。人間文化学科FUKUDAI magメンバーの奥村です。5月に行われた模擬授業についてお伝えします。

 

人間文化学科では、教職課程を履修する4年生が円滑に教育実習を行えるように、実習前に模擬授業を行っています。これは教職課程の授業とは別に実施されるもので、本学科独自の取り組みです。

今年は5月上旬から中旬にかけて、教育実習に臨む国語3名、社会・地歴9名の合計12名の学生による模擬授業が行われました。

人間文化学科では、

   中学校教諭一種免許状(国語・社会)

   高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史)

という4種類の教員免許が取得可能です。

2021年以降の5年間で合計11名(国語科4名、社会科7名)の卒業生が教職に就き、中学校や高校の教員として活躍しています。

 

教育実習は、教員免許の取得を目指す教職課程の中でも、実際の学校教育の場において教科指導、生活指導などを行う重要な実習です。人間文化学科では、この実習前に模擬授業が行われています。事前に教員の指導のもと教材研究を行い、学習指導案を作成し、それをもとに模擬授業を実施します。

 

当日は、教科に関する授業担当教員と教職課程を履修している学生を前に20分程度の模擬授業が行われました。

 

授業後は、参加者全員で授業の振り返りを行います。4年生の授業について、生徒役の下級生から多くの質問や意見が寄せられました。教員からは、スライドや教材の活用方法や授業の流れ、板書や指導案についての助言や指導がありました。

どの授業も発問や授業資料、授業の進め方に工夫が見られ、事前に教材研究を深めて、しっかりと準備してきたことが伝わってきました。この経験を活かして、これからも教育についての考えを深めていってほしいと思います。

 

学長から一言:教員免許の取得を目指し、教職課程の諸科目を履修して来た人間文化学科の4年生の学生の皆さんが、教育実習に出かける準備として行う模擬授業。今年も実習校に赴く前に、まず各関係授業担当の教員や同級生、下級生の前で、教育実習で実施する授業を想定して準備した授業を披露しました。きっと相当に緊張しながら授業を行ったことでしょう。この成果を携えて、実習先の各校において実習を円滑に行うことができるよう祈ります。