【電気電子工学科】じばさんフェア2025に参加、研究内容を紹介!

本年度も「じばさんフェア2025」が福山駅近くのitiSETOUCHIで開催されました。福山大学工学部は、昨年に続き今回も出店を行いました。その報告が工学部電気電子工学科(フェイスブックはこちら)の歌谷教授から届きましたので、電気電子工学科のFUKUDAI Mag スタッフの伍賀が紹介します。
福山・府中地域の優れた地場産業を一堂に紹介し、新たな ビジネスチャンスの創出や新製品開発、新事業展開、産学連携などの推進を目的として、地場産業総合展「じばさんフェア2025」が11月15日と16日の2日間にわたって開催されました。福山大学工学部電気電子工学科では、3研究室と福山大学発ベンチャー企業(株式会社サリー・プロジェクト)が日ごろの取り組みを一般の方々に紹介しました。その様子を報告します。
沖研究室からは、藻場に生息する生物調査を目的としたクローラ型の水中ドローン(ROV)を展示しました。総重量80kgを超える大きな展示はインパクトも大きく、訪れた子供たちも大人も興味を持ってくれました。
田中研究室からは、海水採取用ドローンに関する研究のパネル展示とリモートコントロールできるように改造したレゴ マインドストームEV3やルンバの操縦体験、また、研究内容を4画面ディスプレイでの紹介もありました。人気の操縦体験では、田中研究室の4年生が2日間の展示の間、交代で子供たちへ対応してくれました。子供たちがルンバの操縦体験をしていると、訪れた方から草刈り用のドローンは作れないのかといった具体的な要望も飛び出していました。
歌谷研究室は、スマート農業への応用を目的とした温湿度や照度をリモートセンシングする装置を展示しました。来場者の中には農業をされている方もおられ、田んぼの水位を計測するようにできないのかといった質問もあり、この展示が今後の研究につながるよい機会となりました。
株式会社サリー・プロジェクトからは、村上力丸さんが「生成AIと創る未来」と題して人間の行動を生成AIで分析する取り組みを紹介しました。訪れた企業の方と名刺交換をすることもでき、これからの会社の発展に期待がもてそうでした。

サリー・プロジェクトの村上さん、11/3のイベント(https://www.fukuyama-u.ac.jp/eng-posts/115269/)に続き今回も出展
今年の「じばさんフェア2025」での展示や操縦体験を通して、福山大学電気電子工学科に興味や関心を持ってくれた子供や保護者が増えたのではないかと思います。
学長から一言:地元企業各社が一堂に会する地場産業総合展「じばさんフェア2025」では、工学部電気電子工学科の関係者も日頃の研究成果を披露し、来場者や地元企業との接点を探りました。新たな研究の展開につながる来場者からのコメントもあったようです。この中からビジネスチャンスが生まれ、地元産業の振興に役立つ取り組みに繋がれば良いと願っています。










