【就職課】ひろしま地域発見!ジョブサミットに参加しました!

11月15日(土)広島市の広テレホールにおいて、広島県中小企業家同友会主催の「ジョブサミット」が開催されました。本学からは経済学科の4チームが出場しましたので、その様子についてFUKUDAI Mag.メンバー就職課の平が報告します。 

 

ジョブサミットとは 

このイベントには、「地域企業の強み・課題・未来を学生視点で発見・創造」というサブタイトルが付いており、広島県中小企業家同友会の会員企業を学生たちが訪問取材し、企業の一推しポイントを見つけ、就活を始める仲間へわかりやすく紹介し、学生目線で企業の課題解決の提案を行うというものです。

広島県内8大学から22チームが参加

福山大学の他に、尾道市立大学、県立広島大学、広島国際大学、広島修道大学、広島女学院大学、広島文教大学、安田女子大学が参加しました。

本学から参加した経済学科4チームは、佐藤ゼミ:木曽造船株式会社、高羅ゼミ:有限会社メタルワーク福山、田中ゼミ:日鐵工業株式会社、株式会社カワムラ機工の合計4社についての発表を行いました。

発表学生とゼミ教員が社長とともに

発表学生とゼミ教員が社長とともに

発表学生が社長とともに

発表学生と社長とともに

事前取材について

学生たちは10月の後期開始後すぐに企業と日程調整をして工場見学をし、現場の社員さんや社長さんから説明を受け、その内容をまとめました。その後も複数回にわたって企業担当者とメールや電話でやり取りをしながら、ポスターを完成させました。

今年は、3年生と2年生の混合チームも参加しており、昼休みの短い時間を使いながらまとめていました。

学生視点でのポスター発表 

当日の会場は、学生たちが「知らない会社だけど、聞いてみようかな」と思えるようなインパクトのあるポスターが並び、お互いが隣接するグループの発表を順に聞いていました。

また、8分という持ち時間の中でいかに簡潔にわかりやすく説明ができるかを考え、事前に書いたシナリオを途中で微調整しながら、その場に合わせた内容に修正していました。

最初はぎこちなかった説明が、次第に身振り手振りを入れて堂々とした話し方へと向上していました。

株式会社木曽造船のプレゼンの様子

有限会社メタルワーク福山のプレゼンの様子

株式会社カワムラ機工のプレゼンの様子

日鐵鋼業株式会社のプレゼンの様子

トークセッション 「未来授業ひろしま:『働く』の“あたりまえ”を疑え」

今年初めて、企業・大学・学生の3つの視点からそれぞれテーマについて意見を交換する「トークセッション」が組まれました。

パネル展で学生が発見した率直な「疑問」に対し、経営者と大学教員が対話を通じて「本質的な魅力(働き甲斐、誇り)」へとつないでいくという目的です。

学生代表として、本学3年生の三姓実空さんが登壇し、中小企業のイメージや実際取材をしてわかったことなど発表しました。

また、フロアの学生も加わった意見交換では、本学の経済学科3年の川上聖也さんが、3S(整理・整頓・清掃)が徹底されていることを知り、業界に対する印象が変わったという意見を述べていました。

左より、EVENTOS川中社長、尾道市立大学八木先生、広島修道大学学生代表、本学学生代表

左より、広島修道大学久保田さん、本学経済学科三姓さん、MCの山本先生

意見交換で発表中の経済学科川上さん

さらに、トークセッションの中で、経営者から「就職がゴールではない。入社して活躍すること。何がしたいかを明確にすることが大切である」というお話や、近年の保護者やエージェントの意見に左右される学生が多いことから、「自分の人生は自分で選ぶ。大企業か中小か、自分に合った企業は、学生自身がわかる!」というお話もありました。

最後になりましたが、学生の取材にご協力いただきました、木曽造船株式会社、有限会社メタルワーク福山、日鐵鋼業株式会社、株式会社カワムラ機工の皆様に御礼を申し上げます。

 

学長から一言:地元8大学の学生諸君がそれぞれ選んだ企業を取材し、その成果を発表し合い、出来映えを競うというジョブサミット。本学は経済学科からの4チームが参加し、企業・工場見学のほか、電話やメールによる当該企業についての調査・研究成果をポスターにまとめ上げるとともに、学生目線での気付きを企業関係者も交えたトークセッションでも発表。広島県中小企業家同友会主催のこの催しを通じて、参加した皆さんは「働く」ことの意味について新たな発見があったことでしょう。