【ダイバーシティ推進室】第5回Chance Making講座を開催しました

7月18日(金)にダイバーシティ推進室のダイバーシティ推進の取り組みとして「Chance Making講座」を開催しました。その様子について、ダイバーシティ推進室員の生命工学部海洋生物科学科山本講師からの報告を総務部庶務課の佐藤が紹介します。

 


ダイバーシティ推進室では、多様な価値観や経験に触れる機会を増やすために「Chance Making講座」を開催しています。これは、大学生活の中では学部や学科の同質な環境に留まりがちで多様性に触れる機会や情報が少ないことから、多様な価値観や経験を持つ人の経験を聞くことで、自分の可能性を広げるきっかけとしてもらおうと企画した講座です。

第5回は2025年7月18日(金)に、未来創造館1階のDisplay Conerで開催しました。講座は、プレゼンターとインタビュアーの会話形式で行われます。今回のプレゼンターは薬学部の半田由佳講師、インタビュアーは経済学科の崔嵋汀助教です。テーマは「有りのままで好くない?」として、半田講師が波乱万丈な人生とその時々の考えや取り組みを紹介しました。

今回のトークの中で重要な存在だった酵母と様々な人々。一見すると困難な状況でも、前向きにパワフルに物事に取り組む半田先生の姿勢は、参加された学生に刺激を与えたことでしょう。

質問タイムでは、学生や教職員など参加者から質問や感想がありました。学生にとっては、先生の意外な一面を知る機会にもなったようです。アンケートでも、興味深かった、いろんなことに挑戦したい、などポジティブな意見をいただきました。

Chance Making講座の内容は、参加した人しかわかりません。興味をもたれた場合は、次回の講座にぜひお越しください。

次回は、2025年12月5日(金)17:00から開催します。プレゼンターは、工学部建築学科の大畑友紀講師で、テーマは「今、やりたいことに挑戦する。地方公務員、国家試験、進学、子育て、転職」です。

 

学長から一言:ダイバーシティ推進室が多様性に満ちた生き方を追求する一環として実施しているChance Making講座では、毎回新たな視点から多様な経歴の持ち主であるスピーカーによる講話を聴くことができます。当日の司会やこの報告もすでに講話を行った経験者が担当するというやり方も興味深いところです。参加者が自らの生き方を見直す機会になれば大成功でしょう。