【経済学科】広島県庁スポーツ推進課“スポーツアクティベーションひろしま”とサンフレッチェ広島レジーナ観戦に行ってきました。

現在、経済学科スポーツマネジメントコースは、広島県庁の組織である県域のスポーツコミッション「スポーツアクティベーションひろしま(以下 SAHと記します)」と連携を取り、広島県内のスポーツチームの運営方法や魅力について取材※を行っています。
※取材内容やチームの魅力を今年度の大学祭で発表予定です。

今回は、サンフレッチェ広島レジーナのホーム観戦で感じた直接観戦の魅力について経済学科の山下陽平がお伝えします。(投稿は、経済学科の FUKUDAI MagメンバーのCHOI)

 


写真1:ピッチが目の前に

当日は、4列目のシートから観戦させていただきました。他のスタジアムとの大きな違いは、ピッチとの距離です。エディオンピースウイング広島では陸上トラックなどがないため、間近でプレーを観戦することができます。選手を近くで観たいファンにとって非常に魅力的でした。

写真2:売店やスタジアムに工夫を見学する様子

売店の配色、内装、蛍光灯のデザインや喫煙所に至るまで、様々な工夫を知ることができ、新スタジアムにかける思いが伝わってきました。

写真3:4列目の観客席から見る試合の様子

今回の観戦はただ応援するだけでなく、レジーナの集客を増やすために、以下の視点を踏まえた上で観戦しました。
①単純にまた来たいかどうか、その理由は
②レジーナを友人や家族におすすめするとしたら何か
③男子と女子の違い
④他スポーツ、エンターテイメントとの違い
⑤その他、気づき。

これらの点について経済学科スポーツマネジメントコース所属の参加学生、玉置勇矢さんと梶谷拓海さんからのコメントを掲載します。

玉置さん
①また来たいと素直に思えた‼︎
まだ直接観戦者数が男子の試合ほどではないからこそ、男子では聞こえない選手の声や間近でのパフォーマンスがたくさん見ることができるたから。
②男子の試合よりも選手紹介の凝った演出や選手の見た目とのギャップなどが間近で観戦でき、男子の時には混雑しているスタジアムも現段階ではレジーナは観客があまり多くないため、ゆっくり回ることができるため、レジーナ観戦はおすすめです。
③レベルの違いもあるが、演出など男子では見られない選手紹介などがたくさんある。
④ハーフタイムの演出はライブ会場のような雰囲気【超熱狂NIGHT FES!】を味わうことができ、他のスタジアムでは絶対に味わえない。ライブなどではプラスイメージの感情しか味わうことができないが、スポーツであることによってマイナスイメージを味わうこともあるが次こそは勝つゲームを見たいという感情も味わえる。
⑤5階席からの景色がサッカー自体を見る席としては非常に面白いので5階からレジーナを見てみたい。スタッフの方々が手を振る演出などエンターテイメントとして非常にワクワクさせられた。

梶谷さん
新スタジアムはピッチと客席の距離が非常に近いので圧倒的な臨場感と一体感、そしてプレーの迫力や選手の表情をより間近で感じられ、多くの部分で学ぶことのできる場になっていると感じました。そのため、継続して観戦することで競技者として自分自身を成長させることができると思いました。また、友人・家族と一緒に観戦することで特別な思い出づくりにつながると実感しました。
一方で、男子チームと女子チームでは競技面、集客面で大きな差があると感じました。集客の面でコアなファンは一定数いると感じましたがライト層、若年層のファンの割合は少ないのかなと感じました。そこを解決することが課題でもある集客改善につながるのではないのかなと思いました。
改めて、サッカーはシンプルなルールで誰もが楽しめ、ゴールに向かって一体となって熱狂できるスポーツだと実感しました。今回の観戦は、普段とは異なる視点から多くの気づきと学びを得られる貴重な経験になりました。これからも、スタジアムに足を運んで、さまざまな角度からサッカーの魅力を感じていきたいと思いました。

写真4:右から梶谷さん、玉置さん、山下、吉田学科長、S A H藤若様

今回のレジーナ観戦は、学生だけでなく私たちにとっても非常に有意義な機会になりました。
スポーツマネジメントコースでは、引き続きSAHさんと協力しながら学生の教育・研究活動を進めて、地域にとって有益なスポーツ経営人材の育成に努めたいと思います。
スポーツマネジメントコースは現在、広島県に所属する数多くのスポーツチームの魅力を知ってもらおうと取材や運営に関わる取り組みを行なっています。これらの取り組みは学園祭で発表予定(2025年10月25日-26日)となっています。ぜひ、本学学園祭に足を運んでください。

 

学長から一言:経済学科スポーツマネジメントコースがプロスポーツの運営に関する現場取材を通じて、文字どおり、スポーツをマネジメントするとはどういうことかを体験的に学ぶ絶好の機会が用意されました。サンフレッチェ広島レジーナの試合も、通常の観客として見る目とはきっと違って見えたことでしょう。日頃からご支援を賜っており、今回も協力いただいた「スポーツアクティベーションひろしま」の皆様に、私からも御礼を申し上げます。