【機械システム工学科】向島ドックでポンポン船作りを行いました!

子供たちの海への関心を喚起することを目的に、向島ドック株式会社が主催し、日本中小型造船工業会および海事都市尾道推進協議会共催のイベントが、日本財団が行っているプロジェクト「海と日本PROJECT」の一環として開催されました。このイベントに機械システム工学科の教員2名と学生8名が参加してポンポン船作りを実施しました。イベントに参加した機械システム工学科のFUKUDAI Magメンバーの小林がお伝えします。

 

工作教室には90名以上の応募がありました。抽選に当選した42名余りの小学生とその保護者の皆さんが集まりました。外は35℃を超える暑さでしたが、工作教室の会場はエアコンが利いた涼しい部屋で、楽しい工作教室となりました。

ポンポン船は蒸気の力で進む船です。ポンポンを制作する前に、機械システム工学科加藤教授の指導によってポンポン船の動作原理について学習していきます。

制作は、機械システム工学科の4,1年生が8名と中学生のボランティア3名で行いました。中学生のボランティアは大学生から指導を受けながら小学生を指導しました。

ポンポン船が完成したら、プールに浮かべて走らせました。

ものづくりにもっと興味を持ってもらうため、会場に3Dプリンターを持ち込んで船体を造形し、希望者にプレゼントしました。

ポンポン船つくり以外にもいろいろなイベントが行われていました。学生たちは自分たちの主会場である工作教室での活動後もいろいろなイベントを楽しんでいました。

工作教室に参加してくれた多くの小学生、ボランティアスタッフとして参加した中学生の皆さんにとって、夏休みの良い思い出になったとしたらうれしい限りです。

 

学長から一言:向島ドック株式会社主催で、今や恒例になった感のある、子ども達の海への関心を高める催しにボランティア参加した工学部機械システム工学科の教員・学生の皆さんが、ポンポン船づくりの指導で大いに頑張りました。きっと集まった子ども達は大喜びだったことでしょう。これを機に、学科内に新たに設けられた海洋機械システムコースでの学びにも興味を持つ子ども達が現れると良いですね。