【人間科学研究科】公聴会および中間発表会を実施しました!

研究活動の集大成!院生がそれぞれ発表に挑みました。本日は人間科学研究科の公聴会および中間発表会について、心理学科赤澤淳子教授金平希講師からの報告をお届けします(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。

 


心理学科の赤澤と金平です。

人間科学研究科 (修士課程) 2年生の修士論文公聴会および1年生の中間発表会が開催されましたので、本日はその様子をご報告いたします。

1.修士論文の提出

2023年度は、1月19日(金)に研究科2年生の7名が修士論文を提出しました。この2年間、修士論文と実習を同時並行で進め、また年末年始返上で修士論文の執筆に取り組んだ院生たちは、無事提出を迎えて満面笑みでした!

<修士論文を提出する研究科2年生の皆さんと押印する平研究科長

<ひとまず提出できたことを喜ぶ学生たち。一時の解放感を味わいますが・・・>

とはいえ、修士論文の提出はあくまでも第一次関門。提出の喜びもつかの間、すぐに気持ちを切り替えて、それぞれの指導教員とともに来たる公聴会への準備を進めました。

2.修士論文公聴会と修士論文中間発表会

公聴会は、2月9日(金)に開催されました。同日午前中に、研究科1年生の修士論文中間発表会が開催されました。今回の公聴会は数年ぶりに対面のみの実施となりました。大学院生及び教職員だけでなく、学部生も対面で参加することが出来ました。

公聴会の各発表者の持ち時間は25分。はじめは皆緊張した面持ちでしたが、2年間の集大成をしっかり伝えることができ、質疑応答でも力強い言葉で返答し、結果的に素晴らしい発表をしてくれました。

以下、7名の発表者と、論文のテーマです。

<研究科2年生の公聴会の様子>

<公聴会を終えてほっとした表情の研究科2年生の皆さん>

中間発表会の各発表者の持ち時間は15分。1年生もはじめは皆緊張していましたが、修士論文の構想や結果の一部を発表してくれました。質疑応答での先生方のコメントを、今後の修士論文作成に活かしてくれると思います。

以下、9名の発表者と、論文のテーマです。

<研究科1年生の中間発表会の様子>

<初めての中間発表会後に緊張が解けた様子の研究科1年生の皆さん>

公聴会での審査を終えた2年生ですが、つい先日は公認心理師資格の国家試験を受験し、緊張の2月を過ごしました。4月からは、病院や福祉施設での専門職や、心理学の専門的素養を身につけた警察官として、新しい生活をスタートさせます。分野は様々ですが、2年間講義や実習を通して学んだ知識やスキル、研究を通じて掴んだ科学的思考や分析力を大いに活かしながら、活躍してくれることと信じています。

中間発表会を終えた1年生は、これから公認心理師資格のための実習が本格的にスタートします。研究と実習の両立で大変ですが、専門職を目指して努力を積み重ねてください。


人間科学研究科の院生は、実習に研究に、本当に大忙しです。それでも1つ1つ真摯に向かい合い、結果を残していけたことはとても素晴らしいことだと思います。皆さんの前途に幸あれ!

 

学長から一言:修論の公聴会を無事に終了し卒業を間近に控えた7人の皆さん、そして来年度の修論完成に向けて中間発表を終えた9人の院生の皆さん、お疲れ様でした。人間科学研究科は研究面で大いに活気づいているようです。それぞれ自ら選んだテーマで、先行研究を越えるために努力していることが窺えます。心理学は人が生きて行く上できわめて大切な学問分野です。大いに頑張って下さい。