【メディア・映像】文学フリマ広島8に参加しました

2月8日(日)、広島県立広島産業会館で開催された「文学フリマ広島8」に、メディア・映像学科の学生と教員が参加しました。当日の会場の様子を林講師が報告します。(投稿はメディア・映像学科FUKUDAI Magメンバーの渡辺です。)

 


メディア・映像学科の開講科目「基礎ゼミ2」の延長として、希望者の作品を収めた作品集を制作しました。その作品集をもって、有志の教員3名と学生5名で「文学フリマ広島8」にメディア・映像学科としてサークル参加してきましたので、その様子を報告します。

作品集の制作

作品集は、イラスト+絵コンテ+エッセイの3パートで構成されています。「基礎ゼミ2」では、大学祭(三蔵祭)で展示するために、動画やゲーム、イラストや写真、立体作品などさまざまなメディア作品を作ります。今回はそれらの中から、掲載を希望する3名のイラストを収録しました。

また、三蔵祭後の「基礎ゼミ2」では、教員ごとに分かれて異なる本を輪読し、書評や本に関連する作品をつくります。今回はそのうち、『マンガのマンガ 初心者のためのマンガの描き方ガイド ストーリー構成編』かとうひろし(2014年、銀杏社)を読んで絵コンテを制作する中嶋教授のグループと、『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』三宅香帆(2024年、ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読んで自分の好きなもの「推し」について文章執筆をする梶川講師のグループから、希望者の作品を載せました。

文学フリマ広島8への参加

「文学フリマ」は、詩や小説、批評文や紀行文を自費出版する人たちが出店する、文学系の同人誌即売会です。最初は関東で2002年に開催されました。その後は全国各地の、受け皿として主催する人たちがいる地域で、定期的に開催されています。

2月8日(日)の寒波が押し寄せて雪の降るなか、皆で参加してきました。朝7:45に福山駅を出発し、広島産業会館に10:40頃に到着、ブースの設営を行いました。

 

 

その後、教員と学生が交代で店番をし、合間に他の参加者の出店を見て本を買ったり、来場者と会話をしたりと、全員にとって良い経験になったと思います。なお、午後は吹雪いてきたため、予定を早めて15:00頃に撤収し、帰宅しました。

出展の内容と当日の様子

学科として初出店だった今回は、無料配布と作品展示のみを行いました。メインはもちろん「基礎ゼミ2作品集」です。用意した25冊はすぐに配布終了しました。作品集以外の配布物は、参加学生2名が制作した2種(ウサギ/馬)のステッカーです。こちらも、たくさんの方に貰っていただけました。

展示は、3,4年生3名の学生の「戦争ファンタジー絵本」、「AI風刺画本」、「イラストポートフォリオ」を設置しました。大人から子供まで、声をかけると丁寧に観てくださる方がたくさんいらっしゃいました。作品をじっくり閲覧する来場者は、作品について質問もしてくださる割合が高かったです。学科について質問してくれる方もいらっしゃいました。

会場全体としては、主なジャンルは詩や小説の作品、批評や旅行記などのエッセイ、イラストや写真集、絵本などのアート系作品でした。出店者は、広島県外からの参加サークルが想像していたより多く、千葉で出版活動をしている翻訳者の方や、東京大学の短歌サークルの学生さんたちも出店していました。趣味の活動からセミプロ、プロまで幅広い参加者がいたのも特徴です。東京で開催されている文学フリマに比べると規模が小さいためか、素朴で自主出版・自主制作の雰囲気が強く、多くの来場者はさまざまな本をゆっくり眺めて、出店者との会話を楽しんでいる様子でした。

おわりに

今回の試みは急な発案だったこともあり、有志による活動となりましたが、学生2名がポップやポスターを制作してくれるなど、学科として意義のある活動となりました。

●文学フリマ広島8
日程:2026年2月8日(日)11:00-17:00
会場:広島県立広島産業会館
出店メンバー:教員3名+学生5名

 

学長から一言:「文学フリマ」とは文学系の同人誌即売会ということを初めて知りました。2002年に関東で始まり、その後は各地で開催されているとのこと。創造性あふれる作品が会場に並んだことでしょう。幅広くクリエーターの育成を目指す我がメディア・映像学科の面々が、ゼミでの学びの成果である自らの絵本やイラストやポスターなど作品群を展示、紹介するために参加。注目される喜びを感じ、新たな視点が獲得できたことでしょう。