【建築学科】びんご建築女子「夏休み子ども模型教室」を開催しました!

建築学科の女子学生を対象としたキャリア教育プログラム「びんご建築女子」が、7月最後の土曜日に「夏休み子ども建築模型教室」を開催しました。このことについて、運営メンバーの首藤優奈さん(盈進高校出身)から案内が届きましたので、学長室ブログメンバーの山本が紹介します。

 


皆さん、こんにちは!びんご建築女子「子ども模型教室」代表の建築学科2年生首藤優奈です。

7月29日(土)に「夏休み子ども模型教室」を開催しました! 子ども模型教室は、「実際に模型づくりを通して、建築に触れて楽しく学んでもらう」ことを目的として、参加者の小学生をびんご建築女子の学生がマンツーマンでサポートしながら、一緒に模型を制作する活動です。8回目の開催となる今回は、3年生から6年生まで計15名の小学生が参加しました。

完成した模型を前に集合写真

今年の夏はコロナ禍による制約が減ったことで昨年よりも時間をかけられるので、模型キットをバージョンアップして屋根付きの二階建てのお家にしました。自分が住みたい理想のお部屋を30分の1の大きさで制作する内容です。5月下旬から準備を始め、模型や家具の形、材料などの細部を試行錯誤しながら決めていきました。参加する小学生全員が3時間以内に制作可能、かつ、個性を存分に発揮できる模型になるように工夫をしました。

短い時間で屋根付きで作れるように工夫した模型キットの試作品

今年も自分が担当する小学生と一緒にどんな模型が作れるのか、運営メンバー全員が期待に胸を躍らせながら準備を進めていきました! 開催当日に子ども達が快適に作業ができるように前日から会場準備を進めました。 

短時間で作ることができるように細かく模型のパーツを準備しました。

遂に、待ちわびていた模型教室です! 受付を済ませたら、30分の1の「自分ものさし」をつくるための撮影をします。そして、黄色いエプロンをつけて模型教室スタートです。

「自分ものさし」のための写真撮影

30分の1の「自分ものさし」

はじめに簡単な全体説明を聞いた後、まずはどんなお部屋を作りたいのか、指導に当たる学生のお姉さんたちと相談しながら設計図を描いてから模型制作に取り掛かります!

最初に模型の材料や作り方の説明をします

マンツーマンで話しながら自分のイメージを形にしていきます。

壁紙は何色がいいか、折り紙やクロスの中から選んだり 、筆で壁に絵を描いたり。難しい作業は私たちも補佐しつつ、二人で協力して模型を作っていきました!! 

そして、全員の模型が完成☆ 子どもたちの完成模型がこちら! 参加した全員が思い描いたアイデアを形にして、魅力あふれる模型を完成させていました!! 

子ども達の模型の写真。それぞれの思いが詰まったお家です。

発表会に向けて、模型の工夫したポイントや難しかったところなど、発言する内容をお姉さんと一緒に考えます。リアルタイムで模型をスクリーンに投影して発表しました。

スクリーンに模型を映して発表。
自分が考えたこと、工夫したことを紹介してくれました。

最後になりましたが、夏休み子ども模型教室にご参加いただいた皆様、この度は誠にありがとうございました。子どもたちに楽しんでいただけたようで、とても嬉しく思います。模型教室を行う中で至らぬ点も多々ありましたが、皆様のおかげで無事に開催することができました。私たちにとっても多くのことを得られる有意義な活動となりました。またどこかでお会いできることを楽しみにしています!

模型教室の開催に関わっていただいた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。

模型教室の終了後は毎回、反省会を行います。次回はクリスマス模型教室の予定です!

 

学長から一言:建築学科の女子学生グループ「びんご建築女子」による恒例の「夏休み子ども建築模型教室」が、今年も小さなお友達をたくさん集めて実施されました。参加した子ども達にとっては、夏休みの良い思い出になったことでしょう。この参加者の中から将来、建築家を目指して福大の建築学科で学ぶ人が出てくるかも知れませんね。