【海洋生物科学科】水族館研究会にて、福山大学のオールスターが大活躍!

本学の海洋生物科学科のメインテーマの一つに「水族館教育」があります。そんな我が学科には、水族館にゆかりのある教員が何人もいるのですが、先日、そんな水族館ゆかりの研究者たちが、日本水族館協会(JAA)主催の「水族館研究会」にて講演・発表してまいりましたので、代表して泉貴人講師がここにレポートいたします。(ブログメンバーの山岸が投稿します)
福山大学は全国で京都大学と並んで「常設の水族館施設がある」全国でも非常に希少な大学です。当然、他の大学には全くない教育が目白押し。
そこで教えるは、新江ノ島水族館を運営する水族館職員として世界淡水魚園水族館と相模川ふれあい科学館での勤務経験のある真田誠至准教授、そしてオーストラリアの水族館でのインターンや和歌山県のすさみ町立エビとカニの水族館での勤務歴をもつ水上雅晴講師。そして、わたくし、全国165館の水族館を巡った泉でございます。何せ、水族館歴が全くないのに、水族館と様々な研究を行った結果、今では全国の名だたる水族館から名を知られる猛者に成長させてもらいました。
そんな泉に、ある誘いが届きます。それは、「日本水族館協会(JAA)の会合にて、基調講演をしてくれないか?」というものでした。
お世話になっている水族館が多数所属している当組織。恩返しの意味でも二つ返事で快諾したはいいものの、その後歴代の講演者を見て仰天。そこに居並ぶは、元水族館職員や、名誉教授や教授など、錚々たるメンバー。繰り返しますが、泉は学科唯一の平成生まれの教員にして、齢34。こんな人間が講演していいのか?と、戦々恐々としておりました。
そこに心強い助っ人が。真田准教授・水上講師がそのうわさを聞き付け、なんとこれまでの経歴を踏まえて水族館協会に個人会員としての入会が認められ、一般発表者として参加してくれるとのことでした。
そんなわけで、福山大学の水族館教育担当の「オールスターキャスト」で、3月9,10日に、東京都の日比谷コンベンションホールに乗り込んでまいりました。

真田准教授の発表(研究成果のため、一部隠しています)
初日はポスター発表会。水族館だけでなく、水産庁、一般企業、大学から22演題のエントリーがあり、、真田准教授・水上講師もこちらで発表を行いました!真田准教授は「大学附属水族館における展示・教育・研究をつなぐ取り組み―福山大学マリンバイオセンター水族館の実践―」として大学水族館と地域教育機関である尾道特別支援学校しまなみ分校との連携活動を紹介しました。また、水上講師は「フクロクジュクラゲの飼育条件の検討」として、2025年の3月に内海生物資源研究所の水槽内で突如発生したフクロクジュクラゲ(過去記事参照)の最新の研究成果を発表しました(皆さんお察しでしょうが、後者は、泉も発表者に名を連ねています。)

水上講師(と泉)の発表。(研究成果のため、一部隠しています)
そして情報交換会を挟んで2日目。
ホールに場所を移し、泉の基調講演「水族館生物学の総帥へ-今こそ、研究の場に回帰せよ!」が開幕。

きわめていつも通りの軽妙洒脱なノリで、講演スタート。
本講演の前半は、各地の水族館と研究をした歴史を語り、「水族館と研究者のコラボが、如何にブレイクスルーをもたらすか」を徹底解説。
そして後半は、165館の水族館を訪問したマニアであることを活かし、「愛好家がどんな活動をしているかを、水族館の関係者に語る」という、全世界で泉にしかできない特徴的な講演となったのでした。
最終的に、大好評を博して終了!実に肩の荷が下りたのでした(笑)

水族館との研究に関して、歓声と笑いが上がっていました。
この後も、興味深い口頭発表が続きました。
最後に、運営委員の皆様と、写真を撮らせていただきました。また一つ、確かな足跡を、水族館研究の場に刻むことができました!

相変わらず、泉の公式着はかりゆしなのです。
以上です。
真田准教授は「福山大学附属水族館の取り組みを、全国の水族館関係者に紹介できる良い機会となりました」、水上講師は「卒業生が勤務する水族館の上司や同僚の方々からは、彼らの現在の活躍の様子を聞くことができ、これから就職を目指す学生たちの指導に対しても、多くのヒントが得られる貴重な会議として、これからも参加していきたい」とコメント。
基調講演の大役を無事完遂した泉講師は「30代前半にして、こんな最高のお座敷が舞い込んでくるとは、研究者だけでなく、水族館マニアとしての評判も上がってきたということ。これからも、新たな水族館との研究、そして水族館関連の書籍の計画も山ほどありますゆえ、是非ご期待くださいませ!」と、楽しみな予告をしてくれました。
学長から一言:日本水族館協会主催の「水族館研究会」で、本学海洋生物科学科の真田准教授、水上雅晴講師、そして泉貴人講師が研究発表。各地の水族館での勤務経験や研究面で水族館と深い繋がりのある三名が日頃の研究の蓄積を披露し、なかでも泉講師は大会での基調講演を行うという大活躍ぶり。大学としては全国的に見て極めて稀な、一般公開も行う附属水族館を因島キャンパスに擁し、圧倒的な存在感を示す海洋生物科学科の教師陣にふさわしい活動です。






