【税務会計学科】企業見学レポート(篠原テキスタイル株式会社訪問)

4月9日(木)、税務会計学科の新入生オリエンテーションの一つとして、税務会計学科新入生全員で「篠原テキスタイル株式会社」を訪問しました。今回は、新入生の中から三蔵祭(学園祭)実行委員を務める3名、尾上朋香さん、  染山陽人さん、 引地加奈さんから届いたレポートを税務会計学科のFUKUDAI Mag担当委員の原岡がお伝えします。

 

 


企業見学レポート

1.開催日時と場所

・日時 4月8日(水) 10時~12時

・場所 篠原テキスタイル株式会社

2.見学の感想

この度は企業見学として、福山から世界に向けてデニムを発信している『篠原テキスタイル株式会社』を訪問し、企業説明や工場内見学を体験させていただきました。

バスに乗り、引率の勝田先生から今向かっている篠原テキスタイル社についての予備知識を教えてもらいました。その中で驚いたことは、「日本国内で作られているデニムの8割が福山で作られている」ということです。それを聞き、大きな工場があるところを想像していました。

皆で企業説明を聞いているところ。講師は篠原テキスタイル株式会社の篠原由起社長です。 (by ブログ委員

ですが、バスから降り、最初に案内されたのは一室の部屋でした。初めは企業説明を聞きましたが、税務会計学科の全員が興味津々の様子で話を聞いていたことが心に残っています。

企業の成り立ちを教えていただきました。そこで知ったことは来年で120周年を迎える歴史ある企業だということです。もともとは、福山の伝統工芸品である「がすり」を製造していたそうですが、時代に合わせ、デニム製造へと転換したそうです。

そうした説明を聞く中で、実際に綿から一本の糸を作らせていただきました。作り方は、綿をちぎり、ちぎったところから繊維が出てくるので、その繊維を絡ませるように一本の糸にしていくのですが、あまりに難しく、ただ綿をちぎっているだけの人となっている人もいました。見本として、代表取締役社長の篠原様が目の前で作り方を披露してくださったのですが、私たちが思い浮かべるような、とても綺麗な糸を作られていて、「これが職人の技か」と感動しました。

他にも、デニムを擦り、紺色から白っぽい青になるまでの過程を体験させてもらったり、実際に出来上がっているデニムをたくさん触らせてもらえたり、とても楽しかったです。

その中でも7万円のデニムを触らせていただいたことが印象に残っています。今までのデニムのイメージと違い、まるで雨具のような、さらさらとした生地の感触に驚きました。さらに篠原テキスタイルさんは『広島・福山から世界へ』を掲げており、デニムから製造された商品が海外のブランド店で並んでいたり、有名なサッカーチームにデニムから作られた服を着てもらい、宣伝してもらったりしているそうです。

もちろん、地元・福山での活動にも力を入れています、今年の福山の新小学一年生には、デニムで作られたカバンを配布しており、他にもデニムの製造体験など様々な展開をしているそうです。

製造されたデニムに埃がついてないかをチェックする工程を見学しています。 (by ブログ委員)

次に工場見学へ向かいました。工場の中で最初に思ったことは「音がでかくて迫力がある」ということです。働いている社員さんたちは耳栓をつけているそうです。

さっきまで頑張って糸を一本作っていたのに、機械を使えば一度に何本も作られている現場を見て、文明の利器の力を感じました。驚いたことは社員30名ほどで製造しているという点です。

写真にあるように、製造できたデニムに埃がついていないかの大切なチェックがたった一人で行われていて、驚きました。

3.学んだこと

今回の見学では、滅多にすることのできない体験や見学を通して、地域産業の魅力を感じ、製品を作るまでには、高い技術力だけでなく、人や企業同士の繋がりが大切であるということを実感しました。今後は身近なものに目を向け、その価値や過程について考える力を身につけ、将来に活かせるようにしていきたいです。

それから、貴重な経験をさせてくださった篠原テキスタイル株式会社のみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。


このレポートは、当初MicrosoftのWordで作ってくれたものです。Wordのまま載せたかったな・・・とブログ委員は思いました。レポート形式を随分と意識して書いてくれました。すばらしい!

なお、この企業見学は、篠原テキスタイル株式会社様のご厚意により昨年に続き行われたものです。篠原社長、良い経験をさせていただき感謝しています。ありがとうございました。  

 

学長から一言:製品の生産現場を体験することも企業経営について深く知る税務会計学科の大事な学び。新入生オリエンテーションの一環として訪れた地元の代表産品であるデニムの製造会社では、初めて経験することばかりだったようです。日本産デニムの8割を生産する福山ならではの企業選択でしょう。今年で2年目の訪問で再びお世話になった篠原テキスタイル株式会社の篠原社長様をはじめ皆様に、私からも御礼を申し上げます。