【建築学科】今年度もDoboXデータチャレンジで学生賞を受賞しました!

建築学科3年生後期の「ゼミナール演習」で取り組んだ成果を学生が学外で発表しました。同学科FUKUDAI Magメンバーであり、ゼミを担当している大畑よりお知らせします。

 

建築学科都市計画学研究室(大畑ゼミ)所属の学生の皆さんは、ゼミ配属が決まって最初に「DoboX × PLATEAU Hack Challenge2025 in 広島」に参加しました。この催しは2025年9月13日・14日の2日間実施され、プログラミングやデータ分析に詳しいメンターによるサポートを受けながら、データを活用して地域課題の解決アイデアを生み出す取り組みです。

その後、福山市や広島県にヒアリング調査を行い、それぞれの自治体が抱える課題を抽出し、「交通班」と「観光班」に分かれて、解決のための提案や活動を行いました。
(それぞれの班の取り組みは後半で詳しくご紹介します。)

「交通班」と「観光班」、それぞれの成果を「DoboXデータチャレンジ2025」に応募しました。DoboXデータチャレンジ2025とは、データ利活用の重要性・有用性を広く発信することや次世代を担うデジタル人材の育成等を目的に、インフラマネジメント基盤(DoboX)のデータを活用して、地域課題の解決に有効なアプリケーションやアイデアなどを募集し、優秀作品を選考するコンテストです。


今回のコンテストでは、応募のあった35作品のうち24作品が最終審査に選ばれました。2026年2月8日に開催された最終審査会で発表が行われ、昨年度に引き続き学生賞をいただきました。

■交通班での取り組み
福山市では、路線バスの利用促進施策として「路線バス100円2ウィークス」や増便を行っています。しかし、市民に知られておらず、路線バスの利用が定着していません。
市民にとって魅力的な施策を行っているにも関わらず知られてないことに課題を感じ、「路線バス100円2ウィークス」の周知や、バスの乗り方を解説する動画を制作しました。
撮影には中国バスや福山市にご協力いただき、福山駅南口のデジタルサイネージでも放映されました。バス事業者や地域の方からも好評で、続編を期待する声もありました。

■観光班の取り組み
広島県では、原爆ドームや宮島以外の場所が通過型観光地になっていることを地域課題として掲げています。そこで、福山や尾道の観光スポットに実際に訪れて、映える写真や動画を撮影し、データセットを作成しました。データセットとは、その名のとおりデータの集まりですが、機械学習やアプリ開発に使うことができるものです。
工夫したポイントとしては、位置情報と写真・動画を紐づけることはもちろんのこと、最寄りのバス停の位置やダイヤをリアルタイムで知ることができるデータを紐づけているところです。これにより公共交通でのアクセスが容易になると考えました。
この提案はDoboXデータチャレンジだけでなく「チャレンジ!!オープンガバナンス2025」にも応募し、セミファイナリストとして2026年3月8日に東京大学で発表を行いました。

これまでの活動を通じて、地域課題に目を向けるきっかけとなり、今後の卒業研究や就職後にも活かされることと思います。また、この取り組みが学生たちの自信にもつながったと感じています。

 

学長から一言:工学部建築学科の大畑友紀講師が主宰する都市計画学研究室では、所属学生が「交通班」と「観光班」に分かれ、それぞれが地域の直面している課題の解決に向けて提案や活動を実施。その成果を関連のコンテストで発表した結果、表彰される栄誉に輝いたという喜ばしい報告。おめでとうございます。建築学の知見を活かし、これからも都市や地域の課題に光を当て続けてください。