【海洋生物科学科】第83回尾道みなと祭で「おさかな教室」を開催しました ‼
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「尾道みなと祭」は、尾道港開港の恩人とされる平山角左衛門(1741年(寛保元年)当時の町奉行)の功績を称え、尾道の更なる発展を祈念して1935年(昭和10年)から開催されています。そんな歴史あるお祭りを主催する尾道市が、同市因島に内海生物資源研究所を持つ福山大学のために展示ブースを設けてくださいました。その模様が太田所長(海洋生物科学科・教授)から届きましたので、同学科FUKUDAI Magメンバーの阪本がお知らせします。
尾道みなと祭
第83回「尾道みなと祭」は、4月25~26日の期間に開催されました。港町尾道の水産振興に資するアカデミックな展示を求められたことを受けて、生命工学部 海洋生物科学科が「おさかな教室」を開催しました。

生命工学部・海洋生物科学科の展示ブース
ブース内には、海洋生物科学科 沿岸資源培養学研究室所属の4年生が学科や水族館のパネルを掲示して研究内容を紹介しました。また、内海生物資源研究所で養成しているキジハタ、シロギス、オニオコゼを収容した展示水槽を並べて有用魚介類の増養殖技術開発研究の取り組みについても解説しました。この他、魚類の受精卵・仔魚・稚魚の固定標本を展示してふ化から稚魚に至るまでの外部形態の変化を解説したり、ふ化した仔魚が初めて口にする小さな動物プランクトンを顕微鏡で観察いただくなど、来訪者の皆さんの探求心をくすぐる仕掛けも準備しました。

“未来の研究者?!” は、魚の赤ちゃんが初めて食べる動物プランクトンの動きに興味津々
尾道市たっての希望であるタッチングプールの設置では、近隣の漁業協同組合の方々の全面協力のもとウマヅラハギ、マゴチ、ワタリガニ、マダコなど目前の尾道水道で獲れた海の幸をたくさん確保することができました。これらはお祭りの開始直前に捕獲して漁船の生簀の中で丁寧に管理してもらったため、とても活きが良く、生き物に触れる機会が少ない子供たちの「生きた教材」としての役割を果たしてくれました。子供たちも大学4年生から魚を弱らせないための上手な触り方を教わり、優しく触れてくれました。

水揚げ直後のウマヅラハギ,ワタリガニ,マダコに触れて大喜びするちびっ子たち
開催期間中は大勢の市民の皆さんが途絶えることなくブースを訪れてくださり、“おしくら饅頭” の如く混み合って大盛況でした。サポートしてくれた海洋生物科学科4年生にとっても学び多い2日間になったと思います。また、平谷尾道市長、山本産業部長をはじめ、市の関係者の方々が続々とブースにお集まりくださり、「来年以降も是非続けて欲しい」とのお言葉を頂戴しました。海洋生物科学科は今後もこのイベントを通じて水産・海洋研究の魅力と楽しさを発信し、尾道の水産振興に資するよう努めてまいります。
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海洋生物科学科4年生へ平谷尾道市長から労いと激励のお言葉を頂戴しました
学長から一言:江戸時代の尾道開港の恩人を記念して昭和10年から続いている由緒ある「尾道みなと祭」に、因島にある内海生物資源研究所の教員・学生が招待参加して「おさかな教室」を開催。平谷尾道市長をはじめ、関係者の皆様のご声援を受けて、日頃、附属水族館で培った知識や技を遺憾なく発揮して、来場の皆様に海や魚の魅力や面白さを存分に伝えることができたようです。良い仕事をしましたね。






