【人間文化学科】卒業論文発表会を実施!

 2月16日(金)に人間文化学科の卒業論文発表会を実施しました。ここ数年はコロナ禍のために3・4年生のみでの開催でしたが、今年度からは1年生と2年生も参加可能になりました。このことについて、人間文化学科学長室ブログメンバーの古内が報告します。

 

 人間文化学科の卒業論文発表会は、4年生34名が3会場に分かれて13時分から16時45分にかけて開催されました。

 学科のキャッチフレーズは、

  「趣味」×「学問」=「生き抜く力」+「感動」

 そのため、1~2年生では「教養ゼミ」「文化リテラシー入門」「基礎演習」「教養ゼミ」「文化リテラシー」「基礎演習」)などの授業を通じて興味関心を深めてもらいます。そこから自身の研究したいテーマや分野を見つけ、3年生からゼミに入り専門的な研究を行い、その成果を卒業論文にまとめます。卒業論文発表会は、3年生からの2年間の研究成果を発表する場です。

 今年度も、

   文学、言語、地理、思想、エジプト史、日本史、観光、地域問題、

   スポーツ(サッカー、eスポーツなど)、文化(和菓子、世界遺産)、

   LGBT、ゲームのシナリオ、漫画、アニメ、音楽

と多岐にわたる発表が行われました。

 報告時間は10分で質疑応答が5分になります。この日のために、4年生は1月の卒業論文提出後から約1月かけて発表資料の作成や報告準備を行ってきました。卒業論文の内容を10分にまとめ、レジュメに凝縮するのは大変だったと思いますが、どの発表もわかりやすい内容でした。また、当日は3年生が司会やベル係を務めて、会の運営に携わってくれました。今年からは1・2年生も参加可能になり、熱心に先輩たちの研究成果を耳を傾け、会場から鋭い質問やコメントも出ました。

 報告者である4年生の皆さん、卒業論文の執筆と発表会、お疲れさまでした!大学での学修を活かして、社会に羽ばたいてください!

 そして、1~3年生の皆さん、先輩方の発表に多いに刺激を受けたと思います。1~2年生は、ぜひ自身の興味関心を深めてください。3年生の皆さん、いよいよ始まるこれから卒業論文の研究と執筆を頑張って下さい!

 

学長から一言:人間文化学科の卒論のテーマは実に実に多様。幅広い教養人の育成を目指していることが窺えます。長い時間をかけて作成した論文の内容をたった10分間でまとめて報告するのは大変です。でも、長時間でも短時間でも、それに合わせて完璧に人に伝えられるのが「専門力」。きっといずれも力のこもった報告だったことでしょう。