薬学部

Faculty of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences

製剤物理化学研究室

製剤物理化学研究室

価値ある薬剤師を目指すあなたへ

 私たちの研究室は、「研究のできる薬剤師を養成」することを目的にしています。私たちは、医薬品を適切に使用するには、研究に関する素養を身につける必要があると考えています。なぜなら医薬品とは世界一流の研究成果であり、これを理解するために第一線の研究に携わることを勧めています。しかし、第一線の研究というのはそんなに甘くありません。真剣に全力で取り組んでも成果を出せるとは限りません。それでも、あなたが研究室で流した汗と涙が最大限報われるようにします。
 このような目標を掲げているため、私たちの研究室は他と比べて多少厳しいかもしれません。しかし、薬剤師という仕事に誇りを持って働きたい人にとっては、最高の研究室になるはずです。また、教員自らが研究の第一線に立ち続けることで、あなたが価値を見出せる研究・教育を提供していきます。

*当研究室では大学院生を随時募集しています。経済的支援(日本学術振興会特別研究員などへの応募)も出来る限り行いますので、学内学外問わず興味のある方はご連絡ください。

お知らせ

  • 2022.03.27 【学会】日本薬学会第142年会で坂居くんが研究成果を発表しました(web開催)。
  • 2022.02.28 【競争的資金】白川講師の研究計画が日本学術振興会・科学研究費助成事業 基盤(C)に採択されました。
  • 2022.01.20 【受賞】坂居知憲君が第60回日本薬学会中国四国支部学術大会において、学生発表奨励賞を受賞しました。
  • 2022.01.01 【取材】白川講師の研究(産学連携)が森田薬品工業ホームページに掲載されました。
  • 2021.12.05 【論文】佐藤雄己教授の論文「High performance liquid chromatography coupled with mass spectrometry for simultaneous determination of rivastigmine and its metabolite in rat plasma」がActa Chromatographica誌にアクセプトされました。
  • 2021.12.01 【論文】白川講師の論文「A novel boron lipid to modify liposomal surfaces for boron neutron capture therapy」がcells誌にアクセプトされました。→第5のがん治療法:学生が新薬の開発に携わる!
  • 2021.10.23 【学会】第60回日本薬学会中国四国支部学術大会で白川講師・坂居くんが研究成果を発表しました(web開催)。
  • 2021.10.15 【特許】白川講師がホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に用いるホウ素化合物に関する発明を特許出願しました。「L-p-ボロノフェニルアラニンの製造方法(特願2021-139957)」
  • 2021.09.27 【学会】19th International Congress on Neutron Capture Therapyで白川講師が研究成果を発表しました(web開催)。
  • 2021.09.21 【その他】新しく寺田さん、藤原さん、松本さん、稲見くんの4名が研究室メンバーに加わりました。がんばってください!
  • 2021.09.01 【研究】白川講師が森田薬品工業株式会社と共同研究を開始しました。「BPAの同位体存在比におけるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)治療効果の評価」
  • 2021.07.10 【学会】第17回日本中性子捕捉療法学会学術大会で坂居くんが研究成果を発表しました(web開催)。
  • 2021.03.29 【学会】日本薬学会第141年会で海渡さん・坂居くんが研究成果を発表しました。
  • 2021.03.04 【シンポジウム】「ホウ素中性子捕捉療法の獣医学分野への適応拡大に向けて-取り組むべき課題と異分野融合研究の可能性–」で白川講師が研究成果を紹介しました (web開催)。
  • 2021.02.05 【イベント】研究室で白衣授与式を行いました。
  • 2020.10.24 【イベント】研究室でオンラインお茶会を行いました。
  • 2020.08.14 【特許】白川講師がホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に関わる新規薬剤に関する発明を特許出願しました。「p-ボロノフェニルアラニンを構成成分とするイオン液体(特願2020-136911)」
  • 2020.08.01 【記事】白川講師の研究成果が学会誌「NCT letter (第7号)」で紹介されました。
  • 2020.06.01 【論文】白川講師の論文「Optimization of preparation methods for high loading content and high encapsulation efficiency of BSH into liposomes」がApplied Radiation and Isotopes誌にアクセプトされました。
  • 2020.05.18 【論文】味の素株式会社と共同研究の論文「Evaluation of a Novel Boron-Containing α-d-Mannopyranoside for BNCT」がCells誌にアクセプトされました。
  • 2020.05.16 【論文】筑波大学脳神経外科グループと共同研究の論文「Difference in BPA uptake between glioma stem-like cells and their cancerous cells」がApplied Radiation and Isotopes誌にアクセプトされました。
  • 2020.04.03 【特許】白川講師がホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に関わる新規薬剤に関する発明を特許出願しました。「イオン液体を用いたBPA製剤およびBPAを構成物質とするイオン液体(特願2020-067196)」
  • 2020.04.01 【研究】白川講師が森田薬品工業株式会社と共同研究を開始しました。「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)のためのイオン液体を用いた新規BPA製剤の開発」
  • 2020.03.28 【学会】日本薬学会第140年会で大本くん・石原くんが研究成果を発表しました(誌面開催)。
  • 2020.01.27 【受賞】石原和樹君・道原あやなさんが福山大学学長賞を受賞しました。
 

研究内容

1.最先端のがん治療法により世界に革新をもたらす

 副作用の極めて少ない最先端のがん治療法として、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)があります。図に示すように、BNCTとは中性子とホウ素の非放射性同位体(10B)の核反応を用いた治療法です。我々は、多方面からホウ素含有新規薬剤の開発を行っています。例えば、ポリエチレングリコール(高分子)を修飾したホウ素化合物によるBNCTによって、動物モデルのがんを消失させることに成功しています。当研究室の基盤技術を用いたホウ素薬剤を臨床応用し、あらゆるがんを治せる未来を作ります。

2.薬を「適切な場所」に「適切な量」を「適切な時間」だけ作用するように届ける

 薬による副作用の多くは、体内において、その作用が「必要でない場所」に「必要量以上」、「必要時間外」に起こることで引き出されます。我々は、ドラッグデリバリーシステム(DDS)技術を使用して、副作用を低減しつつ薬の効果を最大限に引き出す研究をしています。例えば、図に示すようなナノサイズの粒子「リポソーム」にあらゆる化合物(抗がん剤から化粧品成分まで)を封入した応用研究をしています。

 

研究業績
(researchmap研究者情報)

 

スタッフ
(教員紹介)

写真をクリックすると、「教員紹介」ページが表示されます。
白川真講師
高田千明助手