【機械システム工学科】3次元CAD利用技術者試験に3人が合格!

令和6年度の3次元CAD利用技術者試験が実施され、後期授業終了後に受験した学生のうち3名が合格しました。合格した3名が合格の報告に来てくれましたので、その時の様子をFUKUDAI Magメンバーの小林が報告します。

 

3次元CAD利用技術者試験は設計・製図について特に3次元CADに関する能力を評価する民間資格試験です。コンピュータ教育振興協会が実施しており、1級、準1級、2級のレベルに分かれています。国家資格ではありませんが、設計技術者からの認知度は高く、機械設計者の実務上で採用の目安としても利用されています。上位級の受験資格として先ずは2級の資格取得が必要となるため、皆が2級に挑戦しました。ちなみに2級は「3次元CADシステムを利用した機械系・製造系のモデリング・設計・製図などの業務に従事することを目指す方、および3次元CADシステムの周辺業務に従事している方を想定して試験を行います。」(一般社団法人コンピュータ教育振興協会HPから引用)
本年度の合格者は2年生の片田義紀さん、新田侑生さん、三吉康貴さんの3名でした。

 

<合格証を持って喜ぶ三吉康貴さん、片田義紀さん>

 

合格した3人に受験勉強の方法や、これから受験する後輩へのアドバイスなどいろいろ話を聞きました。

Q:合格おめでとうございます。合格した感想を教えてください.
A:嬉しかったです(全員)
正直に言うと試験の時自信が無くとても不安でしたが、自分の努力がきちんと報われて合格できたので、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。(新田)
Q:受験に向けてどのような勉強をしましたか?
A:ほとんど毎日寝る前と起きてすぐに1回分をやっていました。(三吉)
授業で提供された過去問を反復して解きました。(片田)
Q:大学での授業(3DCADⅡ)は受験に役立ちましたか?
A:かなり役に立ったと思います。「3DCADⅡ」の授業がなければ勉強を始めていなかったです。授業中に先生がやる気にさせて下さいました。(三吉)
ガイドブックに出てくる用語や類義語の違い、具体的な例などが講義でわかりやすく解説されていたため、役立ったと思っています。(片田)
Q:3次元CAD利用技術者試験を受験しようと思ったのはいつですか?
A:2年の最初の頃、何かしらの資格を取得したいと考えていた時に「3DCADⅡ」の講義の中で知り、受けてみようと決めました。最初は普段の勉強とは別に資格試験の対策を一緒にできるか不安だったので絶対受けようとまでは思わなかったが、意外と両立できることに気づいたので受けようと思いました。(新田)
Q:これから資格取得目指す後輩へアドバイスをお願いします。
A:過去問を何度も解くといいことがあるので、あきらめずに何度も解いてほしい。何度も解くうちに、問題の大まかな傾向がなんとなく分かり問題をスムーズに解けるようになります。そうしたら、見返す時間を確保できミスが減るので得点アップにつながり、自分のモチベーションも上げることができます。(新田)
資格を持っていると就職が有利になるから、いつまでに取るなど期間を決めて資格取得の勉強をしたら良いと思います。(三吉)

以上です。ありがとうございました。合格おめでとうございました。

 

学長から一言:3次元CAD利用技術者試験の2級に合格した機械システム工学科2年生の片田義紀さん、新田侑生さん、三吉康貴さん、おめでとうございます。努力が報われました。3次元CADを用いた設計・製図に関する能力があることを証明する資格試験ですから、これから先きっと役立つことでしょう。この合格で弾みをつけ、さらに上級の資格取得を実現するよう、なおいっそう頑張ってください。期待しています。