人間文化学部

Faculty of Human Culture and Sciences

心理学科

宮崎 由樹(みやざき ゆうき)

職 名 准教授
学 位 博士(心理学)
専門分野 認知心理学、応用心理学
担当科目 知覚・認知心理学、産業・組織心理学、心理学研究法、心理学実験 など
メッセージ 私の専門は認知心理学です。認知心理学は、人が物事を注意したり、認識したり、判断したり、記憶したりすること等・・・こうした心の仕組みを、実験的に明らかにする分野です。私の研究室では、認知心理学を応用し、実社会でおこっている・あるいは将来おこりうる課題や問題を解決するための研究(応用研究)に精力的に取り組んでいます。認知心理学の応用に興味のある方、ぜひ私たちと一緒に福山大学で研究をしましょう。

衛生マスクの研究

新型コロナウイルス感染症の流行前から、衛生マスクに関する心理学的な研究を行っています。たとえば、衛生マスク着用による外見的な顔の魅力変調効果その効果のコロナ流行前後の比較国際比較および外見的に小顔に見える効果のような、マスク着用が外見の印象変化に及ぼす影響を検討したものから、ミントの香りつきマスク着用による花粉症様不快感の低減効果マスクの色(白 vs. 黒)に対する態度社交不安や感染症に対する意識等の着用者の特性とマスク着用頻度との関係など、さまざまなテーマでマスク研究に取り組んできました。

コロナ禍の心理学研究

コロナ禍で、私たちは外出時に衛生マスクを必ず着用するようになりました。マスク着用は感染拡大防止に有効な反面、その着用で顔が隠れることにより、表情が読み取りづらくなってしまいます。また、マスクで口元が見えないことは、聴覚障害をお持ちの方のコミュニケーションを大変困難にします。こうしたマスクで顔が見えない問題への対処として、企業と共同で「透明なマスク」の開発・評価を行っています。この共同研究の成果は国際学術誌にも掲載されています。

企業や博物館との共同研究他

上記の他にも、ウェットティッシュフロアワイパーフロアウェットシートオフィス空間・・・など、さまざまなものを対象とした企業との共同研究を行っています。こうした成果は、文部科学省の『科学技術白書』においても「身近な科学技術の成果 感性工学を生かした商品開発(p.308)」として取りあげられています。最近では、博物館と共同での社会貢献活動「草戸千軒お化け屋敷」も行っています。