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心理学科

枝廣 和憲(えだひろ かずのり)

職 名 准教授
学 位 博士(教育学)
専門分野 教育・学校心理学、青少年支援(ユースワーク)、応用行動分析、集団精神療法
担当科目 教育分野に関する理論と支援の展開、教育・学校心理学、教育相談など
メッセージ

「人」と「場(環境)」は相互に影響しあってしています。この「場(環境)」について、心理学や教育学、建築学や都市計画学など関連する分野の、実践者と研究者とチームを組んで、実践と研究を進めています。多様な「人」について、心理学や教育学などを中心に、科学的・実践的にアプローチし、総合的に理解し、包括的に育み・支えることなどを学び、一緒に考えていきます。「場(環境)」には、自分自身も含まれています。こうした、誰もが幸せでいられる持続可能な「場(環境)」づくりを、ともに学び、考え、実践・研究していきましょう。

実践例

 「ポジティブな行動支援によるいじめの未然防止1」

 「ポジティブな行動支援によるいじめの未然防止2」

 研究者情報 

Fukuyama Univ Ver. researchmap

研究&活動紹介

子ども・青少年・若者やそれにかかわる人たちも含めて、関連する課題が複雑化・深刻化しているといわれています。その背景には、その人たちの、“育ち”・“成長”・ “活躍”などを支える「場(環境)」が少なくなっていることがあります。「人」と「場(環境)」は相互に影響しあってしています。この「場(環境)」について、心理学や教育学、建築学や都市計画学など関連する分野の、実践者と研究者とチームを組んで、実践と研究を進めています。

具体的には、困っている人がいた場合に、その人自身へのアプローチだけでなく、その人の「周りのひと」を含めた「家庭環境(Family-Wide)」「学校環境(School-Wide)」「地域環境(Community-Wide)」「社会環境(Social-Wide)」といった、「場(環境)」へのアプローチも同時に行います。

例えば、「学校に行きたいけど、行きたくない。家にもいたくない。」という人がいたとします。そのときに、その人と一緒に理由や解決策等を一緒に考えると同時に、「家庭」や「学校」についても「“育ち”・“成長”・ “活躍”などを支える「場(環境)」にするにはどうしたらよいか」ということを、「家庭」や「学校」の人たちと一緒に考えます。さらに、「地域」にも、「“育ち”・“成長”・ “活躍”などを支える「場(環境)」づくり」も行っていきます。こうすることで、持続可能な「社会」をつくることにつながります。

多様な「人」について、心理学や教育学などを中心に、科学的・実践的にアプローチし、総合的に理解し、包括的に育み・支えることなどを学び、一緒に考えていきます。「場(環境)」には、自分自身も含まれています。こうした、誰もが幸せでいられる持続可能な「場(環境)」づくりを、ともに学び、考え、実践・研究していきましょう。