人間文化学部

Faculty of Human Culture and Sciences

人間文化学科

脇 忠幸(わき ただゆき)

職 名 准教授
学 位 博士(文学)
専門分野 語用論,コミュニケーション論
担当科目 文化リテラシー入門,日本語表現法,基礎演習,日本語学概論,日本語研究法など
メッセージ 私たちの日常はさまざまな対人関係の中で成立しています。しかし、よく考えるとこれは不思議なことです。実際に糸で繋がっているわけでもないのに、私たちは「誰か」と「確かに繋がっている」と確信しているのです。その確信が、会話(言語)によってどのように構築・維持されるのかを追究しています。

コミュニケーションを武器にして「人間」「社会」へ挑む!

あなたが病院に行ったとしましょう。診察室に入ると白衣を着た男性が「今日はどうされました?」と声をかけてきます。あなたはきっと、ここ数日の症状を説明することでしょう。しかし、次の瞬間、その男は不法侵入を咎められ連れて行かれました。  つまり、医師を「医師」にしているのは、医師免許ではなくその振る舞い(コミュニケーション)なのです。私たちの日常/社会とは、こうした振る舞いの連鎖によって成立しています。私を含めた世界の研究者によって、少しずつですが、その振る舞い=日常/社会の仕組みが明らかになっています。

「コミュニケーション能力」とは何だろう?

私の場合、研究成果は主に医療者教育の現場へ活かされます。教育方法や評価方法・項目の開発などに自分の研究が関わっているのを目にすると、身の引き締まる思いがします。ただ、「優れた医療者」とは何なのか、わかるようで…わかりません。 このことは、たとえば「優れた社会人」ともつながってきます。昨今は「コミュニケーション能力が高い」ことがあたりまえ。ですが、そもそも「コミュニケーション能力」とは何なのでしょう?その能力は測れるのでしょうか?「あたりまえ」を再考し、問題点を明らかにすることも私の仕事の1つです。