大学の特徴

Features of Fukuyama University

福山大学校舎

福山大学では、社会や時代の要請に合った確かな実力をつけて卒業できるように、人間関係を構築しながら学ぶ目標設定型&ステップアップ方式の教育システムを全学的に構築しています。総合大学の強みを生かし、学部・学科ごとの専門的な知識や技能を身につけるだけでなく、基礎的スキルや教養、優れた態度・志向性が獲得できる福山大学教育システムの中で充実した学生生活を送ることができます。

1地域に根ざした教育・研究

本学の教育理念・目的の一つである「地域社会の発展への貢献」を行うために、備後圏域の行政機関や諸大学と連携することで地域連携教育の充実とそのカリキュラム化を進めています。

教育

福山大学独自の地域学

本学の教養教育科目の中には、備後地域の風土、歴史、文化、芸術、社会、経済及び産業を学んで地域をよりよく理解し、地域を育み、地域に貢献する精神を養うことを目的とした科目(選択)が設定されています。

備後地域学

「自然と共生する地域」をテーマとして、備後地域の風土、歴史、文化、芸術、社会、経済および産業などを題材に、様々な切り口で地域のことについて学修します。多くの側面から地域のことを学修することによって、自然と共に生きる地域のあり方を考えていきます。

備後に学ぶ地域の課題

備後地域の様々な課題を題材に、学外調査やグループワークなどを行なうことで地域社会への貢献のあり方を考えていきます。2017年度は、福山市経済環境局環境部環境保全課の協力のもとに、確実にきれいになっている芦田川のイメージアップについての施策(アイデア)考えました。

松永に学ぶ産業と文化

福山市松永町の「はきもの資料館 足あとスクエア」には、世界中のはきものを始め、地域の伝統産業に関わるものや文化に関するものが展示されています。この資料館を見学することで、産業の栄枯盛衰、文化の継承など、様々な観点から地域について学ぶことができます。そこで、この資料館の見学を通じて、学習者自身の観点で地域の産業や文化について考えていきます。

研究

ブランディング (推進) 研究プロジェクト

地域と連携し貢献するために福山大学が目指す方向性を明確化するブランディングに取り組んでおり、研究においてこれを推進する全学研究プロジェクト「瀬戸内の里山・里海学」を展開しています。里山、里海に囲まれた地域の特徴を活かし、持続可能な地域社会構築に向けた多彩な研究を推進しています。この中の里海に関連する研究が平成29年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業に採択されました。

里山・里海の自然の把握
里山・里海の資源利用と経済循環
里山・里海のひと・まち・くらしの創造

地域と大学をつなぐ専門機関

大学の使命は教育と研究ですが、教育研究活動を通して得られる知識や技術あるいは教育上のノウハウを社会に還元していく社会貢献も重要な使命のひとつです。 福山大学社会連携センターは地域連携部、産学連携部、知財部、高大連携部からなり、それぞれの事業を推進することによって社会への貢献を行っています。

2充実したキャリア形成・就職支援

全学生を対象とした段階的なキャリア教育プログラムと独自のインターンシップを入学時から提供しており、「知識」「技能」に加え、生涯を通じて学び生きる「態度」を育むキャリア教育も積極的に推進しています。

キャリア形成支援

社会を体感するインターンシップ

社会や働き方が大きく変化し多様化している現在、キャリア教育を「職業観の育成」としてだけでなく「自分にとって幸せな生き方とは何か?」を考え行動し始めるところまでと捉え、社会環境の変化にも柔軟に力強く対応していくことのできる「生きる力」を育むことを目指しています。

就職支援

将来の進路で必要とされる様々な資格が取得できるように、カリキュラムの工夫や対策講座の開催などの支援を行っています。また、受験料や受験のための講習会受講料の一部補助制度、さらには一定レベル以上の資格への合格者に奨励金を支給する制度もあります。 福山大学では、きめ細かな指導をモットーに、個別面談指導と就職支援システム(ゼルコバ)を活用した学生と教職員との連携を通して、学生が自己の適性や希望を生かした進路決定ができるよう、系統的な支援を行っています。また、これまでに形成されてきた地元産業界との強い絆を生かした支援も展開しています。

教職員による万全のサポート

福山大学では「きめ細かな指導」をモットーに、個別面談指導と就職支援システム(ゼルコバ)を活用した学生と教職員との連携による就職支援を行っています。就職課には国家資格・1級キャリアコンサルティング技能士保有の職員を配置しており、学生は高度な個別相談や面接練習などを常時受けることができます。また、企業出身の就職課職員やハローワークから派遣されるジョブサポーターによる希望勤務地、業種、職種に合わせた企業紹介や就活相談を行っています。さらに、これまでに形成されてきた地元産業界との強い絆を生かした支援も展開しています。

3身体と心を育む課外活動

大学でのクラブ・サークル、海外留学といった課外活動は、生涯の仲間を得たり、かけがえのない体験ができる貴重なものとなります。

クラブ・サークル活動

心身ともに鍛える課外活動

体育系、文科系あわせて60以上のクラブ・サークルが日々活発に活動しています。また、サークル全体を取りまとめ、学生生活をより充実させることを目的とした学生自治組織「学友会」や年に1回開催される大学祭「三蔵祭」を企画運営する「三蔵祭運営委員会」が組織されております。

クラブ・サークル活動成績(過去5年間の戦績)

[サッカー部]

第45・46回総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント(2021年・2022年)

第68回全日本大学サッカー選手権大会(2019年)

#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!(2020年)

アットホームカップ2020 第18回インディペンデンスリーグ全日本サッカーフェスティバル(2020年)

第1・2・3回全日本大学サッカー新人戦(2017年・2018年・2019年)

[剣道部]

第51・53回全日本女子学生剣道選手権大会(2017年・2019年)

第67・69・70回全日本学生剣道選手権大会(2019年・2021年・2022年)

[弓道部]

第66・67・70回全日本学生弓道選手権大会(2018年・2019年・2022年)

第31回全国大学弓道選抜大会(2019年)

[卓球部]

第86回全日本大学総合卓球選手権大会(2019年)

[二輪部]

2019 FIM MotoGP TM 世界選手権シリーズ第16戦MOTUL日本グランプリ(2019年)

[ダンス部]

第4回全日本大学ストリートダンス選手権 全国対抗FREESTYLE CREW BATTLE(2019年)

留学

留学・語学研修で世界へ

福山大学では30を超える協定校との繋がりを活かし、短期語学研修、交換留学、長期留学等の機会を提供しています。留学・語学研修は、グローバル時代に活躍するために必要なコミュニケーション能力、異文化への理解と共感、自国文化等の理解を踏まえたアイデンティティ認識、主体性・積極性等を高めるための絶好の学修機会となります。

交換留学

福山大学と学術教育交流協定を締結している海外の大学へ、1 年間または半年間派遣留学するプログラムです。派遣先の大学では、現地の学生とともに各自が選択した専門分野で正規開講科目を受講します。派遣先大学で取得した単位については、当該学部教授会の議を経て、福山大学の単位として認定されているものもあります。

体験記

集中英語研修

学術教育研究協定を結んでいる米国カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)で、夏期休暇を利用した集中英語研修を毎年開催しています。同校の英語教育プログラムは高く評価されており、世界各国から集まる留学生とともに、約1か月間ホームスティをしながら英語とアメリカ文化を学びます。

体験記

集中中国語・中国文化研修

ますます重要性の高まる中国語。中国語を強化したい学生は、夏期休業期間中などに中国の協定大学で行われる中国語・中国文化研修に参加することができます。

体験記

初めての海外でも大丈夫。

福山大学国際センターでは、海外の高等教育機関との学術教育提携を進めており、本学学生が卒業後にグローバルにも活躍できるよう、全学的なグローバル教育を推進しています。春・夏休みを利用した短期研修から半年・一年間の中長期留学まで多様なプログラムが提供されているので、それぞれの学修目的に応じた留学経験を積むことができます。また、海外留学に対する各種奨学金も用意されており、国際交流課がきめ細かい留学サポートを行っています。世界に飛び立ち、自らの視野と可能性を広げてみませんか。