経済学部

Faculty of Economics

国際経済学科

白 映旻(べく よんみん)

職 名 講師
学 位 博士
専門分野 国際経済
担当科目 国際経済学、アジア経済学、開発経済学
メッセージ 1990年代以降の貿易自由化によるGVC(Global Value Chain)の拡大は、グローバリゼーションの進展における最も大きい特徴の一つです。私は貿易データ、国際産業連関表、企業レベルのデータを活用して、国際生産ネットワークまたはGVC分野における貿易理論の現実妥当性を計量分析手法を用いて、研究しています。

企業のGVC参加決定要因

現在、各国政府や国際開発機関により、経済発展にGVCを活用する方策が模索されております。しかしながら、現実のGVCにおいて、GVCに参加できる企業は、大企業または大企業と取引関係が深い中小企業に限られています。これは、今後より多くの中小企業が、GVCに参加できる余地があることを意味するため、これから中小企業を中心とするGVC研究を進めていきます。

企業のGVC参加が生産性と賃金に与える影響

近年の保護主義の背景には、貿易自由化や技術進歩などにより、モノ、カネ、ヒトが活発に国境を移動することで、急速に進展しているGVCがあり、GVCよってもたらされる恩恵を享受できず、被害を受けている人々による反グローバリズムの動きが存在します。近年、グローバリゼーションについて相反するような議論が活発化している中で、貿易や投資の拡大によるGVC深化の影響を解明し、貿易政策を立案するためには、企業のGVC参加の経済的効果について適切かつ詳細に分析する必要があります。