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スマートシステム学科 > 教員紹介 > 関田 隆一

スマートシステム学科 教員紹介
Department of Smart System

関田 隆一(せきた りゅういち)

【職名】

准教授

【学位】

博士(システムズ・マネジメント)

【専門分野】

システム安全、リスクベース工学、宇宙機推進系

【担当科目】

物理学I、プロジェクトマネジメント、電気数学特論、スマートシステム基礎実験、電子通信ロボット製作実験

【メッセージ】

現代社会は、機械コンポーネントと電気・電子コンポーネントが組合わさり、それらをソフトウェアが制御する複雑システムが重要な役割を果たしています。その設計・開発では高い性能を出すハードウェアの技術に加えて安全、信頼性及び品質を最適に成立させる高度なマネジメントが必須です。社会の様々な場面に役立つマネジメント技術の研究に取り組んでいます。

【リンク】

研究者情報

■全く新しい衛星システムを使った土砂崩れ予測で安全を!

ここ20年間で最も被害者数が多い自然災害は大震災を除く土砂崩れだという事実をご存知でしょうか?その土砂崩れは最新科学でも未だ予測できません。地中深くの地震予知はさすがに難しそうですが、地上の土砂崩れなら避難するためにBestな時間に誰にもわかりやすい情報で予測ができて良いと思いませんか?それを世界中の土砂崩れが心配な山の斜面で黙々とデータを計測する観測ロボットたちと、山深くどこにいるかわからないロボットたちを見つけて観測データを世界中から集めて回る人工衛星を使って実現してしまおう、そんな研究です。

土砂崩れ予測システム


■医療・薬剤では事故が起きさえしなければ良いのか?

アメリカでは、病気を治すために病院へ行って医療事故で亡くなる確率が病院へ行くまでの交通事故で亡くなる確率より大きくなってしまったということを知っていますか?衝撃的ですね。日本はそんなことありませんが、医療事故のニュースは絶えません。医療は人が行うため、ハードウェアやシステム導入だけでは事故を防げません。では,どうしたら防げるのでしょう?それを約10万件ある事故・ヒヤリハットデータの統計解析で明らかにします。しかし医療は事故さえ防げれば良いのでしょうか?そんな根源的疑問には、新しいマネジメント技術の研究で答えます。

医療のイメージ図


■それって壊れるよね、安全なの?

機械コンポーネントは、故障確率を計算できて劣化も計測できるのでリスクに基づくマネジメントができます。しかし電気コンポーネントは皆様ご存知のとおり突然故障します。つまり劣化を数値にしてリスクを計算するのが難しいのです。ソフトウェアに至っては故障の概念がなく、バグや誤作動があり得るとわかっていてもリスクを出しようがありません。つまり現在の複雑システムは誤作動しないのか、安全なのかを正しく解析できていないのです。これらを解決するリスク解析とそのマネジメント技術を研究します。複雑システムのマネジメントに新風を吹きこみます。

リスクベース工学が特集された日本機械学会誌での表紙図


■今度のドライブはあの道の駅へ行こう!

皆様は、ドライブに行くと道の駅に寄って食事をしたり特産品をお土産に買ったりしているでしょう。全国的に道の駅が増えて楽しめるようになりました。福山周辺にも8か所の道の駅があり、どこも特色を出して頑張っています。でも集客数や売り上げで全国にはまだまだ上がいるのです。福山市役所と共に道の駅8か所をネットワーク化すると良いことがあるのか、斬新な工夫で全国上位を狙うことができるのかを研究します。現地のお客様調査や広島県民と岡山県民のアンケート調査でデータを集め、それらの統計解析から皆様がこうなったら良いなあと思っていらっしゃることを「見える化」します。

ある道の駅


■事故はどうやったら防げるのか?

「あの瞬間のおそろしさは、」と王さまは言いやめません。
「わしは、一生忘れやせんよ!」
「でもねえ、あなた、」と女王は言います、
「メモにしてお置きにならなきゃ、きっとお忘れになりますよ。」
ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」(生野幸吉訳)より
書籍「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」の冒頭文です。現代社会では、毎日事故が起きています。「安全第一でずっと無事故だから関係ない」と思っている方には「システム安全」をお勧めします。「システム安全?システムの安全でしょう」と思った方、私の研究室をご訪問下さい。皆様に最適な「システム安全導入研究」で事故を未然に防ぎます。

1986年1月28日 スペースシャトル事故 http://grin.hq.nasa.gov/ABSTRACTS/GPN-2004-00012.html


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