スマートフォン用タイトル画像

福山大学 > 大学概要 > 学長短信(松田文子 学長) > ☆ 学長短信 ☆ No.19

学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.19 2011.11.01

あいさつ

11月14日の週は,第2回の学内マナーアップキャンペーンです。2回目のテーマは,第1回目に引きつづき,(1)学内美化と(2)喫煙マナー向上,そして今回は,(3)あいさつ運動が入ります。(1)と(2)については,第1回目以降相当の効果が認められています。(3)については,今回ぜひ入れて頂くように御願いしたものです。
昨年の7月10日の学報Vol.125に,私は学長として初めて学報に登場しましたが,その時の題目が「『あいさつ』と福山大学教育システム」でした。「あいさつ」は,生物として生まれたヒトが社会の中の人間に育っていく上で,とても大切であり,教育のベースだと思っています。

「あいさつ」は,その言葉の意味そのものに大きな意味があるわけではありません。「こんにちは」は,文章としては不完全ですが,かまわないのです。遅刻しそうでも「おはようございます」です。「あいさつ」は,「私はあなたに敵意を持っていませんよ」「私はあなたに対して心を開いていますよ」という意思表示です。認知心理学者の藤澤伸介は次のように言っています。「心の健康状態を崩していると相手にオープンになれず,挨拶を返すことが出来ないので,挨拶は心の健康のバロメータといわれる。だから,挨拶に挨拶が返せない人に行き当たると,挨拶した方としては悲しい気分になるが,もともと挨拶は自分が相手にオープンであることを表明しているだけなので,相手に返事を強要すべきものではない。さらに,返事をしない人を非難したり,返事をしない相手に挨拶することをやめたりするのも筋違いである。相手の心が閉じているからといって,自分まで心を閉ざす必要はない」

本校の来訪者からは,しばしば「学生が挨拶をしてくれました」とお褒めの言葉をいただいています。でも,どの学生も自分から「あいさつ」するわけではありません。また「あいさつ」しても「あいさつ」を返さない人もいないわけではないでしょう。そこでキャンペーンです。たとえ「あいさつ」を返してこない人がいても,辛抱強く「あいさつ」を続けましょう。キャンペーン中の1週間で「あいさつ」の良さを皆で感じ合い,その後も習慣的に1か月も続けると,学生も教職員も,オープンな心を持ちやすくなって,心身の健康状態が向上すること疑いなしです。

参考図書:藤澤伸介 (2011). 言語力-認知と意味の心理学- 新曜社

さて,学内で私ともよく「あいさつ」をとりかわす野球部とサッカー部の学生達が,快挙です。

10月24日に中国六大学野球秋季リーグで25年ぶりに優勝した硬式野球部は,29日,創部以来32年目にして,中国・四国代表決定戦を制し,明治神宮外苑創建85年記念 第42回明治神宮野球大会大学の部への出場権を獲得しました。11月23日開幕です。

10月16日に早々と中国大学リーグで優勝を決めていたサッカー部ですが,30日の最終戦でも圧勝で有終の美を飾りました。12月18日に開幕する第60回全日本大学サッカー選手権大会に出場します。

全国大会常連のサッカー部,初陣の野球部,全国大会では真摯で気迫にみちた活躍を期待しています。こんな時に学長を務めている巡り合わせに,幸せを感じますね。


PAGE TOP