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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.8 2011.01.05

☆ 元気よく「明けましておめでとうございます!」

本年もよろしくお願いいたします。

本年は卯年です。元気よく「飛躍」しましょう。昨年の牟田前学長の「変革」を土台にしての飛躍です。飛躍するには目標が必要です。目標がないとがんばれませんし,希望も持てません。昨年11月の全学教授会で申し上げた「大学改革の方向について」を,目標としてあらためて新年に共有していただければ幸いです。

学生が学ぶプロセスでも変革と飛躍が起こる必要があります。本学は,一昨年度から,目標設定型教育システムを採用し,制度としての変革は,昨年のうちにかなり進みました。けれども変革したシステムが,学生の飛躍につながるには,先生方お一人お一人が,この教育システムを十分理解し,一人ひとりの学生とともに,このシステムの中を果敢にかつ常に反省しながら,進んでいただかなければなりません。もう一度,この4月から全学部学科で始動する,教育の変革の中心部であるカリキュラムマップをおさらいしておきましょう。1月25日提出締め切りのシラバスでは,以下の事を十分に意識してください。御願いします。

カリキュラム・ポリシーは,知識と技能に加えて態度の領域にわたっています。カリキュラム・ポリシーの知識・技能・態度とディプロマ・ポリシーである大目標の下にある下位目標を組み合わせて2次元とし,そこに授業科目を設定していくと,入学から卒業までのカリキュラム構造が出来上がります。このようにカリキュラム・ポリシーとディプロマ・ポリシーを組み合わせたものをマップとして視覚化し,教師と学生が共有して,常に目標の達成を目指して自分の位置を確かめながら進みます。要所要所で,目標が達成されているかどうかを調べるチェックポイントがあります。これは学生の目標達成度のチェックですが,教員の指導内容と方法のチェックでもあります。したがって常に教員には反省が必要です。PDCAサイクルの一つです。

目標がはっきりしていることは,学生の学習意欲を喚起し維持するのに必須ですが,意欲の喚起と維持にはまだこれだけでは十分ではありません。そこで,「人間関係を作り広げながら学ぶ」ということが,もう一つのこのシステムの特徴になっています。教師と学生,学生仲間,地域への社会参加,と人間関係の輪を広げていくことにより,学習意欲を個人的なものから,社会的なものへも広げ,社会へのデビューに向けていきます。まず教員が,学生を人間としては対等な人格の持ち主として尊重し,よい人間関係を作ることが教育の基本の「キ」です。さらに,意識してかつ意図して,学生を地域に連れ出し人間関係を深く広くしていきましょう。小さなことの一つ一つの積み重ねが大切です。全て根気がいりますが,教育は根気ですね。

最後に,12月の全学教授会で薬学部長から紹介のあった,薬学部の共用試験OSCEでの全員合格の件ですが,担当の先生から詳しい報告が届きましたので,添付します。目標設定型の6年制の医療薬学教育への変革も順調に進み,次は2012年の6年制課程卒業者初の国家試験に向け飛躍!


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