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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.81 2016.08.01

ある「糖鎖生物学者」から

ぎらぎらの太陽の下、キャンパス内は途絶えることのない蝉の声がBGMで
す。
 さて、今回の学長短信は、学長短信No.80「遺伝子をオンにして可能性を
伸ばす」の読後の、ある糖鎖生物学者における思考の連鎖の紹介です。




 タンパク質はDNAという設計図に基づいて合成されますが、多くのタンパ
ク質が決められた場所に運ばれ、安定的に機能を発揮するために、タンパ
ク質に糖の鎖(糖鎖)が付加されます。タンパク質が合成され、細胞内の
器官を移動する間にそれぞれの場所に絶妙に配置されている何種類もの
「糖鎖合成酵素」や「分解酵素」(注:酵素は遺伝子により作られます)
が、それぞれまた絶妙に働いて「糖鎖」が合成されていきます。すなわち
糖鎖は直接遺伝子の支配を受けているのではなく、間接的な遺伝子支配を
受けているのです。
 企業や大学の組織も同じと感じられませんか? 組織がうまく機能する
ためには、各所に配置されている「糖鎖合成酵素」が絶妙に働き、それぞ
れ「糖鎖」を付加して連携して機能することが必須です。この目には見え
ない「ハーモニー」と「サムシング・グレート」こそが組織を生き物のよ
うに機能させるのだと思っています。
 
 私たち一人ひとりが、それぞれの部署で柔軟に思考を働かせる質のよい
「糖鎖合成酵素」になり、状況に応じて、連携すべきところとはそれぞれ
にふさわしい連携の仕方「糖鎖」を工夫し、その結果が多くの学生の良い
遺伝子のオンにつながるようにしたいですね。目標は高く、「サムシン
グ・グレート」の域を目指して。

別件のよい便りです。
(1)スマートシステム学科2年の花見堂大輔君が、6月30日~7月4日にドイ
ツのライプツィヒで開催されたRoboCup2016世界大会の「RoboCupRescue
Rapidly Manufactured Robot League 部門」に招待され、参加することに
なったことは、前回の学長短信で紹介しました。彼を含む4人の日本チーム
は、「平行レール渡り」の競技部門で部門賞を獲得しました。おめでとう
ございます。
詳細は学長室ブログで。
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2016/06/blog-post_17.html
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2016/07/blog-post_8.html

(2)文部科学省の「学校施設の防災力強化プロジェクト(平成28年度)」
に、本学の安全安心防災教育研究センター(センター長:仲嶋一教授)が
中心となって計画・応募した事業が選定されました(採択件数全国7件)。
文部科学省防災推進室、福山市教育委員会、福山市危機管理防災課、今津
学区まちづくり推進委員会、福山市立今津小学校と連携をとりながら、地
震や津波等の緊急避難期における学校機能の在り方について調査・研究し、
避難誘導における学校施設の新たなモデルを構築するという、この地域の
知的拠点としての本学にふさわしい地域課題解決型のプロジェクトです。
関係の教職員の皆様、大変でしょうがよろしく。
詳細はこちら。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/07/1374085.htm
 


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