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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.3 2010.08.10

☆ 誠実な人間関係

本学は私学の中では、伝統的に1専任教員あたりの学生数のかなり少ない、その意味では大変良心的な大学です。そして創立以来、少人数によるきめ細かい教育・指導ということを特徴の一つとしてきました。今年度からはとりわけ、初年次の少人数教育や学習支援室での個別指導等にも力を入れています。また、本学の教育システムのカリキュラム・ポリシーでは、知識、技能に加えて、態度の学習をあげ、それらの学びの意欲を人間関係の輪の広がりから作っていく、としています。大学での人間関係の最初の一つが、教員との関係です。この関係形成において教員の取るべき重要な姿勢は、学生に人間として対等の敬意を払い、誠実に対応し、信頼関係を築くことではないでしょうか。世の中には、人間関係を手段としてしか考えられない不幸な人もいます。そこには真の信頼関係はありません。学生もアルバイト等で社会を覗くようになると、利用し利用される人間関係に慣れてくる、あるいはそれが普通と思うようになる、ということが出てくるかもしれませんが、教員との間は、誠実なつきあいから生まれる信頼関係にぜひしたいものです。それがうまくできれば、学生には(教員に
も)一生の宝になるでしょう。社会に出ても、教員との間の誠実な信頼関係を経験した者は、社会人としても誠実な出会いに巡り会える(あるいは作れる)可能性が高くなるはずです。豊かな人生を送ることが出来るのは、結局は誠実な人間であって要領の良い人間ではないことを、学生たちに共感的に理解してほしいものです。単に学力保証のための手厚い少人数教育というだけでなく、それを通して誠実な人間性の教育にも力を入れましょう。

最近遭遇した、二三の出来事から、私が切実に感じたことです。


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