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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.75 2016.03.01

「気概に満ちた現場は生き残る」

3月になりました。春です!

 さて、皆さんよくご存じのように、備後地域は世界を相手にオンリーワン、ナンバーワンの製品(もの)を作る、日本でも有数の中小企業(製造業)の集積地です。「地域の中核となる幅広い職業人の育成」をミッションとし、地域連携・地域貢献によって地域の活性化と大学の活性化を連動させて達成し続けようとしている本学としては、学生の教育内容・教育方法においても、研究プロジェクトにおいても、このことを強く意識しています。その一つが、2014年度に税務会計学科に備後経済コースを作り、中沢孝夫教授を迎えたことです。優れた中小企業の経営実態の分析では定評のある著書・論評等多数の方です。今年の1月に、中沢孝夫・藤本隆宏・新宅純二郎著「ものづくりの反撃」が筑摩書房から「ちくま新書」として出版されました。日本の中小企業の現場の持つ、優れた開発力を含めた組織能力を構築する力を高く評価しています。そしてバブル後のいわゆる「失われた20年」は、そのような消極的なものではなく、中国との賃金格差や円高などのハンディキャップにさらされた「苦闘の20年」であり、その間にしっかり生産性を上げて力を蓄えてきたと評価しています。そしてようやくその逆境を乗り越えた企業が、日本のものづくりを一層強くして、今日生き残っているわけですが、「気概に満ちた現場は生き残る」と表現しています。
 「気概に満ちた現場は生き残る」・・・良い言葉ですね。大学淘汰の時代といわれ、地方消滅の時代といわれていますが、気概を持って、私たちも学生の教育・指導、研究、地域貢献に邁進し、しっかり生き残り成長しましょう!

別件の学生や大学の活動等に関するよい便りです。

生物としてのヒトは、一人では弱い存在ですが、集団として強い生物として存在し続け、進化の頂点に立ってきました。自発的に互いに助け合い、協力し合うことは、しばしば良い結果を生み出します。しかし、そのためには、他者視点を取って他者の要求、目標、あるいは感情を読み取る知性と感性、そしてたとえ他者からの要請がなくても必要に応じて援助行動を取ろうとする態度、加えて援助行動の技能と実行力が必要です。本学の目標設定型教育システムでは、全領域で知識と技能の他に態度(とりわけホスピタリティー)の目標をあげ、その目標達成のために、「人間関係を作りながら学ぶ」をキーワードにしています。教職員の皆さんには、今一度、「人間関係を作りながら学ぶ、福山大学目標設定型教育システム」の意味をかみしめていただければ、と思います。

1. 今年度も学友会サッカー部は大活躍でしたが、1月16日、広島県サッカー協会主催の「HiFA AWARDS 2016」において、年間優秀選手として次の選手が表彰されました。
 越智拓巳 君(経済学部経済学科3年)
 加次 佑 君(経済学部経済学科3年)
 國師龍也 君(経済学部経済学科3年)
 前原 翼 君(経済学部経済学科3年)
おめでとうございます。
 さらに、社会人の年間優秀選手の中には、かつて本学で学びサッカー部で活躍した4人もいました。
 坪根毅士 氏 (SRC広島)
 日高 直 氏 (SRC広島)
 峯 恭平 氏 (富士ゼロックス)
 藤堂拓真 氏 (廿日市FC)
おめでとうございます。
 続いて2月7日には、福山サッカー協会が「コメンシップ2016」を開き、今年度活躍したサッカーチームと選手を表彰しました。優秀チーム表彰では福山大学サッカー部が選ばれ、優秀選手表彰では、上記の、越智君、加次君、國師君、前原君が再び選ばれました。ダブル受賞、おめでとうございます。
詳細はこちら。
http://fukudai06.blog43.fc2.com/blog-entry-1546.html
http://fukudai06.blog43.fc2.com/blog-entry-1547.html

2. 人間文化学部心理学科の学生ボランティアグループ「PACE福山支部」がその活動を認められ、広島県共同募金会の「社会課題解決プロジェクト」に採択になりました。5年連続です。子ども達を対象に地域安全マップ活動を行っています。
詳細はこちら。
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2016/02/pace.html

3. 大学の国際交流事業が活発です。
①協定校であるブルガリアのソフィア大学と、現行協定とは別に“Erasmus+ Programme”(エラスムス・プラス プログラム)協定を締結しました。エラスムス・プラス プログラムとは、EU(欧州連合)が域内の学生やスタッフがEU内の大学を移動して勉強や研究するのを支援してくれるもので、福山大学はソフィア大学のEU域外パートナー大学になりました。これにより、福山大学とソフィア大学間の学生や教員の移動・交換に対してEUから各種支援(渡航費、滞在費等)を受けられます。全国的にも珍しい協定です。
 また、本学の付属図書館には、これも日本の大学では珍しいEU情報センター(EUi)が設けられています。EUが益々身近になりました。
 詳細はこちら。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/abroad/abroad-news/entry-3205.html
http://www.fukuyama-u.ac.jp/library/entry-3144.html

②日本学生支援機構(JASSO)の平成28年度海外留学支援制度(協定派遣)にソフィア大学への交換留学が採択されました(2年連続)。こちらはJASSOから月7万円の奨学金が支給されます。
エラスムス・プラス プログラムと併せ、ぜひ積極的に活用していただきたいですね。

4. 来年度、福山市キャンパスメンバーズ制度に、学校法人福山大学が加入することになりました。ふくやま美術館、ふくやま書道美術館、ふくやま文学館、福山市立福山城博物館、福山市鞆の浦歴史民俗資料館、福山市神辺歴史民俗資料館、菅茶山記念館、福山市しんいち歴史民俗博物館、福山市人権平和資料館で開催される展覧会(常設展・特別展)のすべてについて、学生及び教職員が、学生証及び教職員証で何回でも制限なく無料で鑑賞できます。教育、研究、学生活動に、活発に利用しましょう。

5. 福山市市制施行100周年記念事業の一つに,次の100年に伝えたい、残したい「福の山百選」というのがあります。候補募集がすんで、現在市民投票中です(3/4まで)。「宝」の部の候補214件の中に「福山大学の桜」(No.177)があがっています。WEBサイトhttp://fukuyama100th.com/fukunoyama100 から投票可能です。
詳細は、学長室ブログにも。
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2016/02/100.html

6. 最後に、教員の研究です。
副学長の松浦史登教授は、オリゴ糖の解析にマススペクトルを使っておられますが、研究室で長年にわたって集積されたスペクトルデータはMassBankというデータベースに公開されています。世界の主要な大学等のMassBankにそれぞれ何十万件とデータが収集されているそうです。米国のMassBank of North America (MoNA)は約20万件のマススペクトルデータを公開しているだけでなく世界のMassBankデータの中で高品質なデータにランキングをつけています。なんと、松浦教授のスペクトルデータが最も高品質(金メダル)とランクされました。
http://mona.fiehnlab.ucdavis.edu/#/

このWebページ の右下に“Submitter Rating”欄があり、Matsuura F. Fukuyama University に金色のカップがついています。「世界一高品質」なマススペクトルのお墨付きです。おめでとうございます。


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