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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.72 2015.12.01

読書の冬

寒くなりました。読書の秋は終わりましたが・・・まだまだ日暮れは早く、夜の長い読書向きの日々です。

日々の仕事に追われていると、近視はますます強くなり、長いスパンの中での現在という時間の把握が欠けがちになり、日々の出来事に一喜一憂しがちで、そして「喜」よりも「憂」の方が多いのは世の常であり、あるいは「憂」の方が記憶に残りやすい人も多いのではないかと思います。学生にも鬱傾向の者が時々いて、担任を悩ませます。

 

リチャード・ドーキンスの「進化とは何か」を読んでいます。今、自分がこの世に存在していると言うことはどういうことかを、こんな長いスパンからも学生にぜひ考えてほしいと思い、ここ数年毎年本学の図書館が作って新入生等に配布している小冊子「新入生にすすめる50冊の本」の、28年度版に次のように寄稿しました。

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書名:進化とは何か-ドーキンス博士の特別講義-

著者名:リチャード・ドーキンス(吉成真由美 編・訳)
出版社(出版年):早川書房(2014年12月25日)

キャッチコピー:嘘じゃない! 君はとてつもない幸運に恵まれたエリート!

紹介文:
 もしあなたが今自分の存在意義に疑問を感じ、生きている意味をあまり感じることが出来ないで悩んでいるなら、ぜひ、この本を読んでみましょう。
 あなたも、年に一二回はお墓参りをしますよね。お墓にはあなたのご先祖様が祭ってあるわけですが、あなたもそのうちご先祖様になります・・・「縁起でもない」と、気を悪くしないでください。確実にご先祖様になりますが、確実にご先祖様になれる資格を手にしているとも言えます。滅多なことでは、この資格は手に入らないのです・・・途方もない能力のあるエリート(少数精鋭)だけが、とてつもない幸運に恵まれて手に入れることが出来るのです。ドーキンスは言います。「私たちは、スポットライトの中で生きている」と。なんと、晴れがましい!
 生きる意味を生物進化論の立場から知り、勇気づけられる本です。
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今回の研修では、公的研究費の不正使用のことだけでなく、コンプライアンスと研究倫理の内容の研修もありました。時代により、この方面の内容がより厳密になってきており、それを教員が共通認識することはとても有益だったと思います。世を騒がすような不正行為の多くは、プラスの行動随伴性の誘惑に負けて、当事者がそれが不正な行為であると知っていてなされますが、倫理的な問題では必ずしも不適切との意識のないこともあり、今は、こういうことも厳密に考えないといけないのだな、というような自覚を促す点で、とても有意義な研修でした。たとえば、人や動物を対象とする研究に関する倫理や個人情報の扱い、あるいは共同研究者の位置づけ等は、ぜひ、もう一度内省・意識化したい内容です。教員による学生へのパワハラにもしばしば同じようなことが言えますが、悪いと思っていないで行う不適切な行為においては、マイナスの行動随伴性に、そもそも思いをいたすことがありませんので、その行動が自覚的に抑制されることがありません。こちらにも十分気をつけましょう。

 

別件の、学生や教員の活躍を知らせるよい便りです。今回、なかなかバラエティーに富んでいます。

(1)2015年度中国大学サッカーリーグでは、残念ながら2位に終わった学友会サッカー部ですが、平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会プレーオフにおいて、四国第2位の四国学院大学を破り、本大会に出場が決まりました。おめでとうございます。なお、1回戦は、12月8日に柏の葉公園総合競技場であります。応援をよろしく。
詳細は大学HPのプレスリリースで:
http://www.fukuyama-u.ac.jp/info/press-release/entry-2915.html

祝賀会の様子は、学長室ブログで:
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/11/blog-post_86.html

(2)学友会柔道部員で人間文化学部心理学科2年の高森惟舞さんが、一般社団法人 日本修斗協会が9月22日に開催した総合格闘技のアマチュア大会「2015年全日本選手権(女子バンタム級)」に出場し、なんと優勝! 
おめでとうございます。
詳細は学長室ブログで:
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/11/blog-post_80.html


 

続いて文化系です。
(3)人間文化学部心理学科の金平助教のゼミ生が行っているボランティア活動「福山ひなた教室」の企画が、昨年度に引き続き、平成27年度広島県こども夢基金活動助成事業の第2回助成事業に採択されました。おめでとうございます。これは、ひろしまこども夢財団が、広島県教育委員会と連携し、子どもの体験を促す活動を支援することを目的として、「広島県こども夢基金」を設け、このような活動を企画・実施する若者の組織の活動に対し、助成金を交付するものです。
詳細は学長室ブログで:
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/11/blog-post_13.html

(4)人間文化学部人間文化学科4年生三宅奈々さんが、11月15日に福山市立大学の大学祭で行われた英語プレゼンテーションコンテストで最優秀賞を獲得しました。おめでとうございます。
詳細は学長室ブログで:
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/11/4.html

(5)人間文化学部人間文化学科の青木美保教授とゼミ生4人(赤澤寿駿君、往下奈央さん、菅紗耶香さん、真田哲史君)と聴講生1人(小川マチ子さん)のグループが、「第1回府中市立図書館を使った調べる学習コンクール」で、郷土特別賞を受賞。11月21日に授賞式が府中市立図書館でありました。おめでとうございます。受賞対象となったのは、青木ゼミによる井伏鱒二の郷里を舞台とする小説の調査を冊子にしたものです。このコンクールは、公益財団法人 図書館振興財団の「第19回 図書館を使った調べる学習コンクール」の地域コンクールでもあるので、この冊子は全国大会に送られます。期待しましょう。
詳細は学長室ブログで:
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/11/blog-post_28.html

(6)11月29日に福山駅前シネマモードで開催された「ばらのまち福山映画祭」において、人間文化学部メディア情報文化学科3年の柴田翔也君たちの作品が優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
詳細は学長室ブログで:
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/11/blog-post_42.html

(7)生命工学部海洋生物科学科の高田浩二教授が、永年の博物館事業についての功績を認められ、公益財団法人 日本博物館協会より、11月18日に開催された第63回全国博物館大会において表彰されました。おめでとうございます。


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