スマートフォン用タイトル画像

福山大学 > 大学概要 > 学長短信(松田文子 学長) > ☆ 学長短信 ☆ No.67

学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.67 2015.07.01

開学40周年

開学40周年を迎え、6月27日(土)に、多数のご来賓や関係者の方々をお迎えして、無事、記念式典等の記念行事を行うことができました。おいでいただきました方々、記念行事に参加・実行した教職員の皆さん、ありがとうございました。今回の学長短信は、記念式典での学長あいさつの再掲です。以前にもこの学長短信に書きましたが(学長短信No.55)、学長室には、平成6年に書かれた、創設者である宮地茂初代学長の額があります。前半には、「調和的な人格陶冶を目指す全人格教育を行い、国家社会に有用な青少年を育成することにある」と建学の理念が述べられ、その具体と教職員への期待と激励が続き、最後は「教育は一日にしてならず。若しそれ百年後ここに掲げる創設の理想に遙かに及ばぬ大学と堕したときは須らく廃校にせよ」で結ばれています。これから社会は激動・激変するでしょうが、しっかり地に足を付けて、開学50周年、100周年を目指して、力を合わせて若者の教育に当たりましょう。

----------------

こんにちは。学長の松田です。

本日は、福山大学開学40周年記念式典に当たり、お忙しい中、文部科学省高等教育局長の吉田大輔先生をはじめ、本学の開学にご尽力いただきました方々、あるいはその後の福山大学を見守り共に育てて下さいました日本私立大学協会や地元の自治体・企業等の皆様、連携して活動をして参りました近隣の学校や大学の関係者の皆様、等々、多数のご来賓の方々や関係者の方々のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。また40年と言えば、卒業生も3万4千人、初期の頃の卒業生が、ちょうど地域や組織の中核となりリーダーとなって活躍している年頃で、本日は同窓生もかなり参加してくれております。

さて現在、福山大学の教職員は、「学問のみに偏重するのではなく、真理を愛し、道理を実践する知行合一の教育によって、人間性を尊重し、調和的な全人格陶冶を目指す全人教育を行う」という創設者宮地茂初代学長による建学の精神を大切にしながら、「地域の中核となる幅広い職業人の育成」をミッションとして、入学した学生には全員卒業時の確かな学士力と質の高い就職を保証すべく、日夜努力しているところです。地元企業や自治体の関係者の方々の、強力なご支援により、就職率はここ数年、ほぼ100%です。

他方で大学ユニバーサル化時代を迎えて、学生の興味や学力が多様化する中で、科学・技術の急速な進歩とグローバル化に代表される社会や職業の変容は、大学卒業生に対して社会が期待する能力等を高度化・多様化させています。このような状況下で、西崎清久元学長は、人間文化学部に心理学科を開設するなど、吉永昭元学長は、薬学部設置制度変更に伴う六年制への移行など、大学の発展に多大の貢献をされました。さらに牟田泰三前学長の就任以来、本学は教育改革に邁進してまいりました。教員が「教える」ことで「教育がなされた」といえるのではなく、学生が学ぶべきことを「学んだ」とき「教育がなされた」とすることを徹底し、学生が学ぶべきことを明確化・体系化してまいりました。最近は、教育方法の改善とそれを可能にする施設・設備の充実に特に力を入れているところであり、たとえばICT機器導入により、学生がいつでもどこでも学べる、あるいは学びたくなる環境づくりを進めております。

こうして社会の要請にマッチした有為な人材を世に送り出す一方で、外から見れば、「頼りがいのある、地域の知の拠点」としての地位を確立することが、「備後百万人圏の中核となる大学を」の創設者の思いを受け継ぐことになるとともに、地方私立大学としての福山大学の存在意義でもあろうと思っております。近年、「地域学」関連科目を全学的に広げ、地域に根ざした教育・研究を産学官連携して行い、さらに地域に根ざしてグローバルに活躍できる人材の育成にも力を入れているところです。地域の方々のご協力に心から感謝いたします。

「備後百万人圏の中核となる大学」を、「時代・社会の要請に応えうる大学」を、「備後の文化・社会・経済に貢献する人材を育てる大学」を、「入学後に人間味あふれる学生の育つ大学」を、の創設者の思いは、開学以来40年、着々と実現されており、開学50周年、開学100周年に向けて、さらに力強く実現されるべく、これからも努力する所存です。本日ここにご列席の皆様からは、引きつづきの一層のご支援とご指導を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

簡単ではございますが、皆々様への感謝と御礼の気持ちを述べまして、また今後のさらなるご支援とご協力をお願いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

----------------

開学40周年記念式典後の喜多流能楽公演、すばらしかったですね。静かに酔った心地でした。さて、前回の学長短信でもお知らせしましたように、7月24日(金)16:30から、開学40周年記念公演の第二弾として、特に学生の皆さんへ「学長からの贈り物」をお届けします。津軽三味線井坂流師範 井坂 斗絲幸(いさか としゆき)社中の公演「津軽三味線 和太鼓 井坂斗絲幸社中 日本の唄まつりコンサート」です。社中には府中市出身の津軽三味線井坂流師範 井坂 斗絲尚(いさか としなお)さんも。さらに筑波大学津軽三味線倶楽部(無弦塾)の皆さんも大勢参加予定なので、すごい活気と迫力と思います。学生の皆さんは前期試験の前ですが、きっと元気をもらえますよ!
学外の方も、どうぞ。
詳細は大学HPと学長室ブログで。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/info/event/entry-2324.html
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/06/27.html

ついで、学生の活躍についてのよい便りです。
生物工学科3年生の平島宗一郎君が、合格率約12%という超難関の国家資格「環境計量士試験(濃度関係)」に合格しました。おめでとうございます。
詳細は、学長室ブログで
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/06/blog-post_10.html

教員の受賞もありました。
薬学部金尾義治教授が、2015年度日本薬剤学会英文誌Journal of Drug Delivery Science and Technology(JDDST)における優秀論文賞を受賞。2年に1編しか選ばれないのだそうです。おめでとうございます。詳細は、学長室ブログで
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/06/blog-post_23.html


PAGE TOP