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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.66 2015.06.01

「目」の効果と割れ窓理論

まぶしいほどの新緑の中、マナーアップ・キャンペーンが今年もまもなく始まります。キャンパス内も最近はすっかりきれいになってきたので、今年度は挨拶に重点を置きたいとは、学生委員長の弁です。

ところで、割れ窓理論というのを聞かれたことはありませんか。
 我が家の話しです。荷物の搬入で、うっかり障子をひっかいて破ったのを補修しないうちに、幼稚園児の孫がやってきて、気がついたときは「ウフフッ」と言う感じの笑い声を上げて、同じような穴を障子に開けていました。これまで障子を破るというような“いたずら”はしたことがなかったのですが・・・。割れ窓ならぬ破れ障子理論の実例でしょう。

キャンパス内の私の通学路に、片側がコンクリートの壁になっているところがあり、2メートおきぐらいに排水用の管の口があります。ちょうど手を伸ばす高さのところにも何十とあり、そこに飲んだ後のペットボトルやジュースの缶、時にはたばこの吸い殻やちり紙を捨てる人がいるらしく、ぽつりぽつりと配水管の口がふさがれているのです。こちらも通りすがりに、1つ、2つと取ってゴミ箱まで持って行ったりもするのですが・・・。

学長室の職員の協力を得て、春休みの間に、すべての配水口のゴミをきれいに除き、さらに私の顔(もちろん笑顔)の目の部分の写真を引き伸ばして小さな看板風にし、コンクリートの壁の両端に置きました。

もう新学期が始まって2ヶ月が過ぎましたが、その間、2個の空き缶を見つけただけです(もちろんすぐにゴミ箱へ)。学長短信No.58で述べた「目」の効果か「割れ窓効果」かは、条件統制をしていないので分かりま せんが、・・・でも皆さん、参考になりませんか。


注. 割れ窓理論(Broken Windows Theory):建物の窓ガラスが少々壊れているのを放置すると、「だれも注意を払っていない」とか、「この程度のことは許される」とかの暗黙のメッセージを発していることになり、やがて他の窓も次々と壊され、犯罪が起こりやすい環境になり、ひいてはこの地域の治安が悪化する。したがって、治安をよくするには、一見無害あるいは軽微な秩序違反を見逃さないようにすることが大切、という環境犯罪学上の理論。(もっと詳しく知りたい人のための参考図書:G.L.ケリング・ C.M.コールズ (著), 小宮信夫 (監訳)「割れ窓理論による犯罪防止―コミュニティの安全をどう確保するか-」文化書房博文社、2004年)

話しは変わりますが、本学は先日の5月15日が、開学40年目でした。開学記念行事は6月27日(土)に行います。記念公演では、福山の地の貴重な文化財である喜多流能楽公演を予定しています。人間国宝の方2名も特別出演してくださいます。申し込んでいただければ一般の方も鑑賞できます。詳細はこちら。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/info/event/entry-2147.html

なお、5月15日にはHP上の「学長からのメッセージ」を新しくしました。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/info/rector-message.html

さらに、7月24日(金)16:30から、開学40周年記念公演の第二弾として、特に学生の皆さんへ「学長からの贈り物~津軽三味線 和太鼓 井坂斗絲幸社中 日本の唄まつりコンサート~」をお届けしたいと思っています。公演には、府中市出身の津軽三味線井坂流師範 井坂 斗絲尚(いさかとしなお)さん他、筑波大学津軽三味線倶楽部(無弦塾)の皆さんが大勢参加してくださる予定です。もちろん一般の方にも解放です。詳細は、いずれ大学ホームページや学長室ブログ等でお知らせします。お楽しみに。


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