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学長短信(松田文子 学長) 
Rector Statements by Fumiko Matsuda President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.53 2014.06.01

うなずく

田植えの季節になりました。大学の田植えも終わりました。田んぼに囲まれた我が家では、夜の蛙の合唱を楽しんでいます。

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さて、前回の学長短信では、会釈の効果について述べました。会釈は、人に出会ったときに、相手に対して敵意のないことを示す以上に、相手に好印象を与えるようです。では、会って話をしている間の「うなずき」はどうでしょう。これも、相手に対して友好的であることを示し、相手の話の内容への関心の高さを示し、相手に好印象を与えそうですが・・・。

就職活動の面接場面での「うなずき」の効果を調べた研究があります。模擬の就職面接場面の映像をもとに、面接を受けている大学生のうなずき行動の回数を調べ、他方で同じくその映像をもとに、面接を受けている学生の「責任感」「熱意・意欲」「一緒に働きたいか」「採用可能性の高さ」等12項目を社会人に5段階評価してもらったところ・・・。

面接官の質問に対して回答している間のうなずき回数の平均は、1分間に8.5回、面接官の言葉を聞いている間のうなずき回数の平均は12.1回。この平均回数より多い人と少ない人に対する、社会人による人物評価は、回答している間のうなずき回数の多い人の方が、なんと全項目において、少ない人より高いのです(すべて統計的に有意)。一番気になる「採用可能性の高さ」は、うなずきの多い群の平均評定値が3.18、少ない群が2.52、という大きな差です。他に差の大きい項目は、「論理的思考力」(3.17と2.34)、「熱意・意欲」(3.17と2.43)、「表現力」(3.04と2.31)などです。

 他方で、面接官の言葉を聞いている間のうなずき回数の多い人と少ない人の間で大きな差のあるのは、「協調性」の 3.25と2.83のみです。すなわち、相手の話に「うん、うん」とうなずくことは、「この人、協調性ある」と思わせるものの、それ以上の効果は期待できないのです。

人の話を聴いているときうなずくのは、結構だれでも行いますが、相手の質問に答えながらうなずく、というのは、相手の質問のポイントをしっかりつかまないとかなり難しいです。しかし、これを上手に行うと、人物評価がうんと上がるということですね。

学生が就活をするときはもちろん、私たち教職員が学生と相対して話をするときも、参考になりそうです。

参考資料:土屋裕希乃・遠藤健治「就職面接場面におけるうなずき行動の効果」 2013年度 日本心理学会第77回大会ポスター発表(学術大会優秀発表賞)

すばらしい便りを2件!

学友会硬式野球部が、中国六大学野球春季リーグで優勝しました!6月10日からの全国大会でも、きっとすばらしい試合を見せてくれるでしょう。「た・の・し・み」です。皆さんも、応援よろしく。詳細は、学長室ブログで。

http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/05/blog-post_13.html

http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/05/blog-post_7513.html

続いて、学友会サッカー部も、中国大学サッカー選手権大会で優勝しました。8月の全国大会に出場します! こちらもとても勢いに乗っており、よい試合の連続でしたので、全国大会が「た・の・し・み」です。早速学長室ブログにもすでに2報。

http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/05/blog-post_7655.html

http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/05/blog-post_30.html

さらにもう1件、これはちょっと地味ですが・・・平成24年度に、文部科学省の「産業界のニーズに対応した教育改革・充実体制整備事業」に3か年の予定で採択され、18大学と連携して「産業界等との連携による中国・四国地域人材育成事業」に取り組んでいるところです。「自分未来創造室」を中心に、インターンシップの充実等を精力的に行っています。さらに今年度、「産業界のニーズに対応した教育改革・充実体制整備事業【テーマB】インターンシップ等の取り組み拡大」にも、11大学と連携して応募して採択されました。こちらの事業は、27年度まで続きます。インターンシップに参加した学生の就職内定率が大変良いとの情報が入っています。地域と連携したアクティブ・ラーニングであるインターンシップのさらなる充実を図り、学生の社会人基礎力の涵養に努めましょう。


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