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福山大学 > 大学概要 > 学長短信(牟田泰三 前学長) > ☆ 学長短信 ☆ No.9 

学長短信(牟田泰三 前学長) 
Rector Statements by Taizo Muta President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.9  2008.09.30

☆ 教育GPへの挑戦について

以前に「学長短信 No.4」(6月19日) で、改革推進委員会の下にある競争環境対応部会の活動状況をご紹介しました。

競争環境対応部会、文部科学省が国公私立すべての大学へ公募している

「国公私立大学を通じた大学教育改革の支援」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/index.htm

「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp/program/08033118.htm

を重点的に取り上げることとしました。(注)

このプログラムに対しては、経済学部、生命工学部、薬学部が挑戦することになり、度重なる議論の末にこれら3学部の計画がまとまって、応募書類を送り届けることが出来ました。これらの計画は、すでに日本学術振興会に届いており、他大学の計画とともに、学振のホームページに一覧表として公表されています。

平成20年度質の高い大学教育推進プログラムの申請状況

http://www.jsps.go.jp/j-goodpractice/data/ichiran_h20.pdf

  • 194 高い専門性と人間性豊かな薬剤師の養成   福山大学(薬学部)
  • 424 備後地域に根ざした学力と人間力強化の取組 福山大学(経済学部)
  • 78 学生の学ぶ意欲を培う教育システムの構築  福山大学(生命工学部)

さて、その後どうなったかについて報告しておきましょう。

上記一覧表を見れば分かる通り、短大・高専を除く大学だけでも745件の応募が集まっています。大変な激戦であることは間違いありません。それでも、果敢に挑まなければ、何も学ぶことは出来ません。本学経済学部、生命工学部、薬学部の挑戦意欲を高く評価したいと思います。

先ず第一関門は、学振側の審査会によるヒアリングに残れるかどうかです。ここを突破してやっと最終候補となり、採択される可能性が出てくるのです。ヒアリングは8月下旬に予定されており、本学の3件についてもヒアリングの対象になることを期待していたのですが、残念ながら3件ともにヒアリングまで行くことは出来ませんでした。従って、今年度は、本学の3件は採択される可能性がなくなったということです。

「それみろ。全部だめだったじゃないか。だから無駄な努力はやめとけと言ったんだ。」

という声も聞こえてくるようです。そうでしょうか。私はそんなことはないと思っています。

採択されれば、数千万の事業費も入るし、本学が進めている教育を公式機関によって認定されたことになりますから、大学にとっては大変なメリットであることは間違いありません。

でも、よく考えてみると、教育GPは採択されるかどうかが問題なのではなくて、このような機会に学部をあげて教育改善の方策を真剣に議論したということに意義があるのです。

実際、経済学部などでは、

「今回の教育GPへの挑戦は貴重な体験だった。学部で一丸となって教育改革のために知恵を絞ったというこの体験は、必ず将来のためになるし、ここで考えたことの一部はすぐにでも実施可能だ。来年度も挑戦したい。」

という声が多いと聞いています。これこそ、教育GPが目指しているところです。

昨年まで5年間続いた「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」でも、当初は、

「教育改革のような大学の根幹に関わる活動を、お金で釣ってやらせるのはいかがなものか。」

という意見も聞かれました。しかし、5年間の事業が終わってみると、日本の大学における教育改革を加速するために特色GPが果たした役割には計り知れないものがある、という点では大方の意見が一致しています。

ところで、教育GPの審査結果は、9月中旬頃までにわかると言われていたのですが、9月も終わろうとしている本日、まだ公表されていません。それで、このメールでは、審査の結果どのような大学のどんな企画が採択されたのかをお知らせすることは出来ません。

次回お知らせできることと思います。

(注)次の2つの事業についても部会としては検討を重ねましたが、今年度は準備不足のため見合わせることとし、来年度に向けて検討チームを作りました。今後も、種々の競争的資金に挑戦する体制を整えていきたいと思います。

新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gakusei.htm

戦略的大学連携支援事業
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/senryaku2.htm


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