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福山大学 > 大学概要 > 学長短信(牟田泰三 前学長) > ☆ 学長短信 ☆ No.20

学長短信(牟田泰三 前学長) 
Rector Statements by Taizo Muta President

「学長短信」は、牟田泰三前学長が始めたもので、福山大学の大学運営を、どのような考えに立って、どのような方針で進めているのか、などについて、学長から教職員の皆さんに伝えるために、メールで届けているものです。

「学長短信」は、学内の皆さんに読んで頂くだけでなくて、大学外の方々にもこれを読んで頂いて、福山大学のことをより多く知って頂きたいと思います。そこで、前学長のものも含め、「学長短信」のバックナンバーを全て福山大学ホームページにアップすることにしました。

学外の皆さんにも、是非この機会に読んで頂きたいと思います。

☆ 学長短信 ☆ No.20 2009.04.16

☆ 外から見た福山大学

私たちは、日頃、福山大学の内部にいて活動しているので、大学の外部の人々に福山大学がどのように映っているのかということについては、気づかないことが多いものです。

たまたま大学外の方と会って話をしていると、思いがけない見方をされているのだなあと驚いたりもします。

先日も、ある教員の方が、近隣の企業の方と話をしていて、福山大学というのがあることを知らない人がいたといってショックを受けておられました。私も、東京で開かれたある委員会で、著名な委員の方に「福山大学って福井県にあるんですかね」と聞かれてがっくりきた経験があります。

ことほどさように福山大学の知名度は低いのでしょうか。きっと、福山大学は、知る人ぞ知る実力派の大学なのだと思うのですが、その地味な校風のためか一般に知られている度合いは低いのかもしれません。

大学としての実力をしっかりと保ち、優れた教育を行っているという自負があれば、大学の名前が知られていようがいまいが、さして気にするほどのことではないと思いますが、現在のように少子化が進み、大学に対する見方が変わりつつある時代にあっては、大学を知ってもらうための広報活動は重要な検討課題だと思われます。

大学の広報を、より一層組織的且つ戦略的に進めていくためには、いろいろな工夫を重ね、独創的な取り組みをしていく必要があります。

大学広報の一つの例としてテレビコマーシャルを取り上げてみましょう。私は、これまでのテレビコマーシャルを根本的に見直す必要があると考えています。

あの30秒の中でどのようなビジョンを訴えようとするのか、余分なものを削りに削った核心部分を先ずはっきりさせるべきです。たった30秒の間にあれもこれもと入れすぎて、結局何も印象に残らないのでは制作費と放映料をどぶに捨てるようなものです。ビジョンの核心部分がかたまったら、どのような画像(イメージ)によってそれが的確に表現できるのか、それはいかにして人々の脳裏に焼き付くのか、を徹底的に検討する必要があります。このような検討を経て、誰もがあっと驚くような画期的な映像を創り出すべきです。こうしてはじめて他大学との差別化を図ることができます。そのために必要なものは並外れた独創性です。

工学部に新設された電子・ロボット工学科の客員教授に就任していただいたロボット工学の権威、高橋智隆先生は、人間性あふれるロボットを製作されており、私はこれらのロボットを見たとたんに、これこそ福山大学のイメージキャラクターにさせていただきたいと思いました。

特にクロイノという男の子とFTという女の子は秀逸です。この子達に福山大学の名前を全国に、いや世界にとどろかせてもらいたいなと思っています。


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