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薬学科 > 教員紹介 > 杉原 成美

薬学科
Department of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences

杉原 成美(すぎはら なるみ)

【職名】

教授

【学位】

博士(薬学)

【専門分野】

衛生薬学

【担当科目】

疾病の予防、化学物質の生体への影響、食品衛生、セルフメディケーション、生体のなりたち、など

【メッセージ】

超高齢社会の日本では、健康寿命の延伸を目指した「疾病予防」がとても大切な医療対策になっています。薬剤師は最も身近な医療人として、地域住民からの健康相談やセルフメディケーションの支援、在宅医療を支える等の役割が益々重要になります。「衛生薬学」ではそのような役割を担うために必要な知識や技能を学びます。

【リンク】

研究者情報

■薬の働きを高める植物機能性成分“フラボノイド”

消化管上皮細胞には体内への異物の侵入を防ぐトランスポーターが存在しており、病気を治す薬も異物として認識されて、薬効が十分に発揮されない場合があります。また、抗がん剤の効きが悪くなる理由としても、トランスポーターの関与が報告されています。茶や果物、野菜に含まれているフラボノイドには、トランスポーターの働きを抑えて、薬の吸収を高め、薬の効きを良くする作用のあることがわかりました。そこで、フラボノイドによるトランスポーターの抑制について、ヒト消化管由来Caco-2細胞の単層膜を用いて研究しています。

トランスウエル膜上に培養したCaco-2細胞単層膜のイメージ


■フラボノイド含有食品によりコレステロールの摂り過ぎを防ぐ!

コレステロールの過剰摂取は心筋梗塞や脳卒中などの様々な生活習慣病を引き起こす原因となります。コレステロールは小腸上皮細胞のコレステロールトランスポーター(NPC1L1)を介して生体内に吸収されることが知られています。ある種のフラボノイドは、血清中コレステロール濃度の上昇を抑制することが報告されていることから、コレステロールの低下にフラボノイド含有食品を活用できるかもしれません。そこで、NPC1L1との関連性を中心に、フラボノイドの作用機序について研究しています。

フラボノイド含有食品によりコレステロールの摂り過ぎを防ぐ!


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