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機械システム工学科 > 教員紹介 > 中東 潤

機械システム工学科
Department of Mechanical Systems Engineering

中東 潤(なかひがし じゅん)

【職名】

准教授

【学位】

博士(工学)

【専門分野】

材料工学

【担当科目】

機械材料学、機能材料学、デジタルデザイン、モノづくり実習、機械工学実験Ⅰ・自動車工学基礎実験Ⅰ など

【メッセージ】

モノづくりには材料が必要です。優れた新素材、新合金は各種構造物(例:航空機、自動車、各種機械・・・)の性能を向上させたり、従来不可能だったことを可能にしたりします。そんな「縁の下の力持ち?」的な存在の材料(新素材)に目を向けてみませんか?

【リンク】

研究者情報

■最強のチタン合金を作る!

チタン合金は「強い」「軽い」「さびない」「人体に優しい」などの多くの特長があり、航空宇宙や歯科・医療、スポーツ用品や各種民生品などに使われています。本研究室ではこのチタン合金をより強くする方法を研究しています。具体的には地球上に無尽蔵に存在し、クリーンエネルギーとして注目されている『水素』使ってチタン合金の高強度化を図っています。仮に強さが2倍になれば、頑丈になるだけではなく、部品の肉厚を半分にすることができるので構造物の軽量化にもつながるなど、多くのメリットを生み出すことができます。

旅客機にも多くのチタン合金が使われています。


■金属を水あめにすれば加工は簡単になる!?

チタン合金は強固な合金ですが、塑性変形はあまり得意ではありません。要するに曲げたりのばしたりして部品形状にすることがなかなか難しい材料なのです。本研究室では、水素を使った特殊な処理によってチタン合金を水飴のようにすることができます。水素を使えば強さはアップし、そしてある温度では強固なチタン合金が水飴のように大きく伸びる現象(『超塑性』といいます)を示すようになるのです。この現象を使えば加工は簡単になるのです!

加工実験の様子


■巨大地震から命を守る材料を作る!

巨大地震によってビルが倒壊すると多くの人命が危険にさらされます。地震から建物を守る方法の一つとして、地震エネルギーをある部分で吸収する方法(制震)があり、その「ある部分」にはやわらかい材料が適しています。本研究室では、金属(亜鉛合金)の水飴現象を活用した制震用材料の開発を行っています。大地震が発生したときの揺れを水飴現象で吸収すれば建物の倒壊は防げます。地震が多い日本では必要な材料だと思っています。

大地震によるビルの倒壊を防ぐには・・・


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