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海洋生物科学科 > 教員紹介 > 高田 浩二

海洋生物科学科
Department of Marine Bio-Science

高田 浩二(たかだ こうじ)

【職名】

教授

【学位】

博士(学術)

【専門分野】

博物館教育、水族館学、博物館学全般

【担当科目】

水族館論、学芸員養成課程科目

【メッセージ】

水族館はレクレーションの機能が注目されがちですが、水の生物の収集、調査、飼育、展示だけでなく、研究や教育の役割も果たす博物館でもあります。本研究室では、異業種博物館連携やICTと呼ばれる情報機器活用による新しい博物館活動の調査、研究に取り組んでいます。

【リンク】

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■科学系博物館と自然系博物館の教育連携

博物館は、水族館や動物園、科学館、自然史博物館などの科学系博物館と、美術館や歴史博物館、考古博物館などの人文系博物館の2つに分けられることが多いようで、私たちも自然と「理系、文系」と分けて考えがちです。しかし、博物館法では、博物館をこのようには分類しておらず、博物館の機能や役割はどの館でも同じと定義されています。博物館は1つという考え方の下、それぞれの専門性も活かしながら、共に展示や教育、研究などについて取り組んでいく研究を行っています。

国立民族学博物館と水族館の連携展示


■ICTを活用した博物館の情報発信

ICTと呼ばれる情報発信、交流の仕組みを、博物館の展示や教育、調査、研究に活用する研究です。博物館は本物や実物があることが最大の特徴とされてきましたが、資料の保存や教育などでの有効活用、展示の魅力向上にICTが欠かせなくなっています。最新の情報テクノロジーを活用した博物館活動の研究を行っています。

i-Podを使った水族館での解説ボランティア活動


■ハンズ・オンを活用した楽しい学び

博物館には、ガラスケースの中や水槽の中、容器の中の「モノ」(実物やレプリカ)を見ることを目的に行く方が多いようです。しかし、その資料の外観を見ただけでは、そのモノへの理解や関心が深まりません。そこで重要なのが解説ですが、難しい言葉でたくさんの文字が並んでいてもなかなか人々には読んでもらえません。そこで注目されているのが、私たちの五感を活用した「ハンズ・オン(触ってもいいという意味)」という展示手法です。博物館を楽しく学ぶ場にするための展示や解説の手法の研究をしています。

指で触ってシロイルカの皮下脂肪を感じる


■博物館の地域連携

博物館を取り巻く地域には、行政、市民、企業、NPO、学校、図書館、公民館など、多くの連携可能な相手がいます。今や博物館活動はその施設単体では成り立たなくなっています。博物館をより魅力的な施設にし、また機能を充実させることで、地域の財産として愛される存在にしていかねばなりません。どのような連携が可能か効果的なのか、多くの実践研究を行います。

公民館で地域の水辺環境を年長者に聞く子ども


■博物館教育の新たな取り組み

水族館は水の環境や生物が専門の博物館のため、理科教育で使われがちですが、学校の教科書の中で最もそれらの話題が出てくるのは実は「国語」なのです。博物館が行う教育活動を固定概念にとらわれず、様々な教科、単元、学校での活用、さらには社会教育としての人材育成など、幅広い内容や方法で博物館教育の新たな手法について研究しています。

建築科やデザイン科の高校生と博物館建築について学ぶ


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