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海洋生物科学科 > 教員紹介 > 金子 健司

海洋生物科学科
Department of Marine Bio-Science

金子 健司(かねこ けんじ)

【職名】

教授

【学位】

博士(農学)

【専門分野】

水産資源生態学 海洋生態学

【担当科目】

沿岸域の水産業、水産資源の生態、魚類の行動と生理、遺伝資源の利用と管理、科学英語

【メッセージ】

皆さんが日頃食べている魚介類はどのような生活をしているか知っていますか?沖で漁師さんが獲ってくる魚も意外なことに小さい頃は波打ち際のような浅い場所に住んでいる魚も多いのです。人は成長とともに生活する場所が変わりますよね。海で暮らす生物たちも成長に伴い、海の中を移動しながら自分に適した場所で生活しています。海の生物たちがどのような生活をしているのか一緒に調べてみませんか?

【リンク】

研究者情報

■幼稚魚は何のために藻場に来るのか?

海藻(海草)が繁茂する藻場は多くの魚介類の生息場となっています。因島キャンパス前の海にも、アマモという海草が繁茂するアマモ場が広がり、多く幼稚魚が採集されます。幼稚魚は何のためにアマモ場に来るのでしょうか?私たちは毎月フィールドで調査を行い、どのような幼稚魚が、いつアマモ場に来遊し、何を食べて、どのくらい大きくなって出て行くのかを調べ、幼稚魚がアマモ場をどのように利用しているのかを明らかにしようとしています。

因島キャンパス前の浜で採集された魚類


■藻場で生活している生物たち

藻場には魚以外にもエビ等の甲殻類などたくさんの生物が生息しており、全ての生物は食べたり食べられたりする食物連鎖でつながっています。藻場に出現する幼稚魚が成長して大きくなるためには、たくさんの食物が必要です。したがって、食物となっている生物が、いつ、どのような場所に、どのくらい分布するのかという情報も重要です。私たちは、幼稚魚の採集と同時に、それらの生物も採集し、その生態についても明らかにしたいと考えています。

因島キャンパス前の浜で採集された小型甲殻類


■藻場の生物の生息環境

瀬戸内海は潮汐による干満差が大きいことから、藻場等の浅場は干出と冠水を繰り返します。そのため、そこに生息する生物は非常に変化の大きい厳しい環境にさらされることになります。私たちは水温、塩分、溶存酸素量などの環境の変化を連続観測し、藻場の生物がどのような環境で生活しているのか調べています。

因島キャンパス前の浜の様子と調査風景


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