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大学概要 プレスリリース
Press Release

平成28年度第1回「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(通称 さくらサイエンスプラン)を開催します。

  福山大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の標記公募に採択され、実施することとなりました。


◆事業の趣旨
  優秀なアジア地域の青少年が日本を短期に訪問し、日本の青少年と科学技術分野の交流を深めることを目指して行われるもので、(1)日本の最先端の科学技術への関心を高め、(2)日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の育成を進めることにより、アジア地域と日本の科学技術の発展に貢献する。

この事業に福山大学は“瀬戸内海で生まれた「つくり育てる漁業」を体験する”として、ベトナム国家農業大学との科学技術体験コースに応募し採択されました。

◆委託事業の趣旨・目標
  海産魚類の増養殖は、瀬戸内海で産声を上げた技術であり、現在世界各地で普及され、水産物の安定供給に大きく貢献している。今回、発祥の地である瀬戸内海において、最新の技術や研究手法を体験するとともに、豊かで持続的な資源の利用手法を学ぶ。
  ベトナムでは、人口の増加に伴い食料の安定供給、特に水産資源の持続的な利用と人工種苗を用いた魚類の増殖および養殖に強い関心が持たれている。しかし、これまで当該技術を本格的に導入する機会はなく、海産魚類の増養殖発祥の地である日本に対し、技術や研究開発への協力並びに将来を担う人材育成のための教育の手ほどきが求められている。そこで、今回のプログラムでは、前半に瀬戸内海に隣接した因島キャンパスにおいて、増養殖技術の基本から応用まで全て学ぶとともに体験する。また、増養殖の現場で最もリスクの高い魚病や有害赤潮等について知識を得る。一方、瀬戸内海は増養殖の現場として我が国でも有数の海域であるため、プログラム後半には実地における研修と体験を中核に、養殖作業や東南アジアで今後有望な対象種となるハタ類の種苗生産について最新の技術に触れる。
    このように、日本で開発された増養殖の技術を広く学び、体験するとともに、終了時には招聘者と福山大学の関係者が実施内容を総括ならびに、意見交換する場を設け、ベトナムにおける展開に備え、留学等による更なる交流の可能性と希望を感じさせるようにプログラムを構成した。福山大学は、瀬戸内海という豊かな海域環境に立地している。また、生命工学部には海洋生物科学科と臨海施設である因島キャンパスを持ち、「環境と調和した海洋生物資源の利用を探る」をモットーとした教育理念の下、増養殖に関する基礎ならび実証研究・技術開発を行っているからこそ、このような内容が実施可能であると考える。

◆事業の概要
1日目:ベトナムからの移動及び本学でのオリエンテーションに当てる。
2日目:因島キャンパスにて本学の研究、技術開発と教育手法について全体的な説明、見学を実施する。また、日本における増養殖の現状について学ぶとともに、ベトナムの水産業や関連する教育について概要を報告してもらい、意見を交換する。
3日目:増養殖の基礎である動物プランクトンの培養から親魚、卵の管理、仔稚魚飼育等、種苗生産技術全般を学ぶとともに、因島キャンパスの施設を用いて実際に作業行程を体験する。その後、魚類飼育で大きな被害を及ぼす病気や有害赤潮について様々な症例・事例や防除及び被害軽減手法の知識を得る。
4日目:ブリと並んで日本の養殖を支えるマダイ養殖の現場に行き、作業を見学体験するとともに、品質の管理や出荷調整、付加価値をどのようにつけていくかなど、マーケットへの対応を含めた経営についても学ぶ。東南アジアの養殖では、ハタ類に極めて高いニーズがあるため、日本有数のハタ類種苗生産・増養殖技術の研究施設である水産総合研究センターを訪ね、最先端の技術開発に触れる。
5日目:広島市内に向かい、平和公園を含めた原爆関連施設を見学し、日本の戦争体験やそれに伴う恒久平和への取り組み、とりわけ平和教育について学ぶ。午後には、福山大学(本学)において本プログラムの総括を行うとともに、今後の交流について方向性や相互の要望に関して意見交換する。
6日目:瀬戸内海の典型的な漁村であり、古くからの伝統、文化が色濃く残る鞆の浦を訪ね、日本の水産、特に歴史と今後の課題について見聞する。
7日目:帰国する。

日時  平成28年8月29日(月)~9月4日(日)
場所  福山大学、因島キャンパス等 
研修生 ベトナム国家農業大学12名(学生10名、教員2名)



■お問い合わせ■

【担当者】有瀧 真人 生命工学部 海洋生物科学科 教授
【電話番号】0845-24-2933 【FAX】0845-24-3449
【E-mail】aritaki@ma.fuma.fukuyama-u.ac.jp


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