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人間文化学科 > 教員紹介 > 清水 洋子

人間文化学科 教員紹介
Department of Human Culture

清水 洋子(しみず ようこ)

【職名】

准教授

【学位】

博士(文学)

【専門分野】

中国文学、思想

【担当科目】

中国古典文化研究、東アジアの歴史と文化、中国語、中国語表現法、台湾文化研修など

【メッセージ】

小説(ライトノベル含む)や漫画を通して中国の古典と触れる機会は少なくないと思います。興味のある方は、是非その古典を手にとってみて下さい。諸子百家の思想に寄りかかるもよし、激動の時代を生きた詩人に問いかけるもよし、『西遊記』や『水滸伝』の世界でワクワクするもよし。読み継がれてきた古典には、借り物ではない揺るぎない力があります。

【リンク】

研究者情報

■「夢」を生きるってどんなこと?

中国に限らず、夢は世界中の国々で活用・研究されてきました。そうした“夢の記録”は今でも数多く残っています。私の研究では、主に中国の古代から近世における夢占いや夢の習俗について記された文献から、人々が夢とどう向き合い、夢をどう生きたのか、という点を読み解いていきます。夢と真摯に向き合う人、夢を利用する人、いろいろです。占いの言葉も面白いですよ。たとえば、“宴会の夢。他者の企みごと”は、楽しい夢でも油断するな、というメッセージです。夢は日常生活の指針でした。みなさんは夢とどう向き合っていますか。


■胸躍る、地下からやってきた資料群

中国では、特に1970年代以降、2000年以上前の竹簡や木簡が数多く発見されてきました(「新出土資料」と呼びます)。幅が1㎝にも満たない、長さ数十㎝の竹簡に記された古代の文字は解読も困難です。しかし、新出土資料にはこれまで知られていなかった儒家・道家・兵家などの思想文献も含まれており、中国古代思想研究分野では無視できないものになっています。近年、この新出土資料の中に占夢書があることもわかりました(右図)。これが中国における現存最古の占夢書とされています。


■漢詩人・菅茶山が持つ別の顔

備後出身の漢詩人として知られる菅茶山ですが、彼は儒学を修めた儒者であるほか、「教育者」「社会事業家」という顔も持っていました。もちろん、その理念は儒学に基づくものです。茶山の詩文集の中には、漢詩のほか、『大学』『中庸』などの儒学書を踏まえて書かれた論文も収録されています。そこからわかる茶山の思想、そして社会事業における人々との交流を調べることで、漢詩人とはまた異なる、茶山の新しい側面を知ることができると思います。


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