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揺るぎなく前進 Forging a Path to the Future 福山大学生命工学部

生命工学部では、生命の仕組みを知り、その巧みを現代社会の諸問題ーエネルギーと資源、食と健康、環境などーの解決に活かすため、理論・知識や技術・手法に関する教育・研究を行っています。今年度、「瀬戸内」をテーマに新教育プログラムを開始しました。3人の先生に話を伺いました。



有瀧教授
有瀧 真人
海洋生物科学科教授
独立行政法人水産総合研究センター宮古栽培漁業センター場長、同西海区水産研究所有明海・八代海漁場環境研究センター長、資源生産部長を経て、平成26年度4月より現職。

食料となる魚の増養殖技術の開発。

 専門は、水産の増養殖学です。今は、ゼミ生と因島キャンパスで海の魚介類を健全に育てる技術の開発をめざし、研究を行っています。もともと広い海で生きている魚は、飼育のストレスにより、あちこちに無理、すなわち形態異常がでてきます。現在は、岡山県や国の研究所と共同で、ウシノシタやブリなどの形態異常を扱っています。また、形態異常のモデルとしてキンギョにも目を向け、京都大学と連携して、将来の実用技術につなげていくことを考えています。

海洋生物をテーマに連携する4つのコース。

 海洋生物科学科では、資源利用育成、フィールド生態環境、アクアリウム科学、水産食品科学の4コースが「海と人間」というキーワードで連携しています。特に、因島キャンパスでは水族館、飼育施設、豊かな沿岸というフィールドで3つのゼミが有機的に研究を進めています。互いの分野をつなぎながら、現場感覚を持って学べるのは、大きな魅力です。皆さんの前には、瀬戸内海という研究室が広がっています。沿岸の資源や文化について真剣に考え、日本そして世界に飛び出してほしいと思います。




吉﨑講師
吉﨑 隆之
生物工学科講師
旭川医科大学で学位(博士(医学))を取得。鹿児島大学産学官連携推進センター特任講師を経て、平成26年4月から現職。微生物研究を基礎に、前職は焼酎、現職はワインに関連した教育研究に従事。

「福山大学ワインプロジェクト」始動。

 発酵科学は、私たちにとって非常に身近な学問です。生物工学科では、これまで培ってきたバイオサイエンスの経験とブドウ栽培が盛んな地域の特色を最大限に活かすことのできる「ワイン醸造」に着目し、新たに醗酵科学研究室も設置し、アクティブ・ラーニングの教材として取り入れるとともに、「福山大学ワインプロジェクト」として学内外に広く発信していくことになりました。今後「ワイン醸造」を人の健康に寄与する研究につなげていきたいと考えています。

一連の体験で発酵科学を学ぶ。

 ワインの味は、ブドウで決まるといわれます。福山市瀬戸町にあるブドウ園を活用して、秋には試験製造に必要なブドウの収穫が見込まれるほか、学内での試験栽培も始めました。また、交付されたぼかりの酒類試験製造免許を用いて、本格的にワイン造り着手します。「ワイン醸造」の体験を通して、学生には科学的視点に基づいた正しい発酵の知識を身につけてもらいたいですし、将来的には地域で活躍する醸造家の卵が輩出されることも期待しています。




井ノ内教授
井ノ内 直良
生命栄養科学科教授
大阪市立大学大学院博士後期課程修了(学術博士)後、米国工一ル大学化学部で博士研究員。平成元年から本学の工学部食品工学科講師、生命工学部応用生物科学科助教授、教授などを経て、平成20年4月から現職

ライフサイエンスに精通した管理栄養士を養成

 平成20年に開設された生命栄養科学科は、全国で唯一、生命工学部にある管理栄養士の養成施設です、他大学の家政学科系とは異なり、工学系の学科として生命科学系、食品系、栄養系、医学系など、幅広い学問分野の授業及び実験・実習を学修します。例えば、私の研究室では25年以上、穀物澱粉を中心とした研究を行っており、公的機関や一般企業から数多くの分析依頼が入ります。研究室の学生には、それらをテーマに実験や分析を体験してもらい、ライフサイエンスや食品科学系の科学的視野を持ち、研究や実験も行える力をつけていきます。もちろん、管理栄養士の養成機関として、国家試験対策に万全の支援体制が整っているのは言うまでもありません。卒業後は、地元の病院や老人福祉施設から食品関連企業の研究室まで、活躍の場が広がっています。


生命工学部のここがすごい!!

なんと水族館まである附属の因島キャンパス。

 因島の砂浜や岩礁域での海洋生物の採取及び観察はもちろんのこと、本格的な飼育施設や調査船も研究に活用しています。まさに、実践的な教育・研究の場となっています。

産学連携活動で地域産業のブランド化。

 地域の総合大学として優れた研究を行っている福山大学の生物工学科では、福山のバラから酵母を分離し、パンや酒の製造をはじめとした地域産業のブランド化をめざしています。

高度な設備を持つ充実した研究施設

 調理実習室や給食経営管理実習室などの施設とともに、グリーンサイエンス研究センターや学部内の実験施設など、中国地方屈指の設備・施設が整っています。管理栄養士養成のための充実した学びの環境の中、専門的な機器を駆使して興味を持った研究テーマにも存分に取り組むことができます。


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