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工学部 オリジナル
Faculty of Engineering

さくらサイエンスプラン(交流会・見学会編)

(記録:経済学部 許教授)

■9月10日(水)午後、福山大学国際センター主催の交流会

交流会で、交流団一行は福山大学に留学中の学生による日本文化及び留学体験の紹介を興味深く聞いていました。また、留学生の通訳を通して、工学部4学科からの日本人学生10名と楽しく交流を行いました。



第1部では留学生はPPTで留学体験を中国語で熱く語りすぎて(時間オーバー)、少しバテ気味でしたが、第2部では、若者同士で打ち解けることができ、楽しく交流をしていたようです。

■9月11日(木)常石ホールディング見学と倉敷科学センター見学

10時、常石ホールディングに到着。まず会社の説明を聞き、その後、質問タイムで学生から採用条件や従業員福祉、さらに営業、技術面まで幅広い分野の質問がありました。そして最後にバスに乗り、社内の造船現場を見学しました。内陸で生まれ育ち、はじめて海を見る学生もいて、とても楽しんでいました。



15時頃、倉敷科学センターに到着。H-Ⅱロケットの実物大模型や錘で動く機械時計など、学生たちはすべての展示品に興味津々で、大喜びでした。特に、冬の南極大陸の極寒のなかで、皇帝ペンギンの子育てを記録した心温まるストーリーを独自の21メートルドームスクリーンいっぱいに映し出される巨大な映像に、さらに興奮していました。



ここで、一日を終え、学生達が書いた感想文の中のいくつかを紹介します。
「工場敷地内に住民が常駐されているが、これは工業汚染が少なく生活に影響がないことを意味するのであろう。初めて海を見、大船を目の前にしてとても感動した。常石のスタッフが暖かく迎えてくれて、異国の深い情を感じた。」
「中国で見た多くの船と多少違うところがあって、船の底辺部が突出して弧形状になっている。流体力学的に考えると最適な状況で走行するだろう。このような見学は、本で学んだ知識を実際に応用することができ、大きく役立つ。」
「倉敷科学センターで、ハイテク製品を体験した。特に面白かったのがドームスクリーン映画である。3Dメガネをかけていないにもかかわらず、迫力があった。日本人の科学技術に対する崇拝、美しい生活に対する憧れを感じた。」
「科学発明が新鮮で、原理は簡単であるが、このように応用する考え方は学ぶべきである。今日の見学で日本の科学技術に対して再認識ができ、これからの勉強の中で細かい変化にも注目しながら、成果を上げていこうと思う。」

■9月12日、広島平和記念公園とマツダミュージアム見学

平和資料館で戦争の悲惨さを訴える展示を見て、改めて平和について考えさせられました。また、平和記念公園に平和を祈念する建築物が多く、それは市街の繁栄と合間って、未来への希望を与えてくれたと見学後、学生たちは感想を述べていました。
 一方、午後のマツダミュージアム見学で学生たちはハイブリッドの新車を見て、かっこいいと感嘆の声をあげながら、シャッターを切ってはしゃいでいました。また、長い自動車製造ラインで様々な異なった車種が次々と自動的に組立てられ、最後にマツダ専用港で完成車が船積みされて世界中に出荷されていく技術力の高さと効率の良さに驚きを隠せないようでした。



夜に、大学国際センター主催の送別会が福山駅前の居酒屋で開催されました。研修期間中は一滴もお酒を飲むなという引率教員からの厳しい指令もようやく解け、学生たちは大いに賑わいました。記念品交換で松永の名物の下駄を渡し、代わりに学生たちが書いた立派な水墨絵をいただきました。今回の参加学生は、多数の特許を持っている者や、国家や省レベルの機関研究誌に研究論文を発表し、各種の表彰をもらっている者など、極めて優秀な学生が選抜されていますが、勉強だけではなく、その多才さに大変感服しました。



日本独特の居酒屋文化ともいう居心地良い環境の中、JSTからの修了書を授与し、研修中ずっと真剣だった学生たちの表情もすっかりと和みました。参加者全員から「行き届いたおもてなしに大変感謝します。充実な研修内容にとても満足しました。」と言われ、遅くまで歓談しました。
 送別会後、日本のカラオケも体験しました。歌って、踊って、大いに盛り上がり、最後は手と手を取り合って、日中の友好と互いの固い絆を願いつつ、大合唱となりました。

■9月13日 帰国へ

昨日の送別会とカラオケ大会で、興奮したままほぼ一睡もせずに朝を迎えた学生も多くいましたが、滞ることなく空港につきました。見送りの学生と抱擁して別れを惜しみつつ、「本当にお世話になりました、来年ぜひ貴州で会いましょう」と約束を交わし、帰国の途に就きました。



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