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FUKUYAMA UNIVERSITY Education center

地主 弘幸(じぬし ひろゆき)

【職名】

准教授

【学位】

博士(工学)

【専門分野】

物性物理学,材料工学

【担当科目】

物理の世界,物理現象の基礎,物理学,物理学実験,情報処理 など

【メッセージ】

現代社会では、多種多様な物質がその特性を生かしたものづくりの材料として利用され、私たちの生活を支えています。電気を良く通すもの通さないもの、磁石に吸い付くもの付かないもの、物質の性質は千差万別です。なぜ、このような違いがあるのでしょうか。皆さんも、身の周りにある物質の性質(物性)を調べてみませんか?

■NMRで物質の性質を調べる

物質は、原子が寄り集まってできています。原子は原子核と電子で構成されています。大雑把に言えば、物質の性質は物質中での電子の振る舞い方によって決まります。それを調べる1つの方法として、NMRがあります。NMRは核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance)の略称で、磁場中に置かれた原子核が固有の周波数の電磁波と相互作用する現象です。この固有の周波数は、物質内での原子の環境、原子核周りの電子状態によって変化します。これを利用して、物質中の原子の配列・運動や磁気的性質などに関する情報を得ることができます。


■金属もプラスチックと同じような方法で加工できる

金属の成形加工法としては、叩いて延ばし曲げる鍛造、溶融させて鋳型に流し込んで固める鋳造などが一般的です。金属粉末射出成形法もその一つで、従来の粉末冶金とプラスチックで培われた射出成形技術を組み合せた複合的な加工法です。原料となる金属粉末にバインダ(プラスチックやワックス)を混合して流動性を持たせ、金型に射出成形した後に脱バインダ処理を行い、焼結(融点以下の温度での加熱によって粉末が互いに凝集する現象)をして高精度な金属部品を得る技術です。従来の方法では困難だった複雑な三次元形状の成形が可能であるため、幅広い分野の金属部品製造に応用され、ニーズが拡大している加工法です。


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