お知らせ

中国文化を学ぶ会(楽之会)の開催 07/15

 福山大学孔子学院のイベントして、最も開催回数の多いのが、中国文化を学ぶ会である。2010年度は10月、11月、3月と三回開催した。2011年度は4月、5月、6月と既に三回開催した。楽之会という名前は、論語の“子曰,知之者、不如好之者,好之者,不如乐之者(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず)”からとったものである。
 講師は、“フランスにルーブルあり、日本に中川美術館あり”と宣伝しているユニークな中川美術館館長の中川健造先生である。中川先生は、学習院大学を卒業し、家業の関係から文化大革命の時期に中国を訪問するようになった。中国で出会った優れた美術品に感動し、収集を始めた。訪中はこれまでに100回以上を数え、多くの著名人と親交を深めることとなった。中国美術界の最高権威である中国美術協会主席・呉作人、副主席・古元などとの交流もある。
 1989年、中川美術館を開設したが、「中国美術館」の題字は呉作人によるものである。特に中国現代絵画の収集は世界最高級を誇る内容で、呉作人、古元、鄧林、呉団良、宋滌、姚有多、伍必瑞、郭宝君、王兆中等々の作品を収集している。米国美術情報誌「アートニューズ」は、世界のトップコレクターの一人として紹介している。
 その中川先生を中心に、これまで論語、孫子兵法その他を学んできた。絶妙な語り口で参加者を魅了した。参加者それぞれにとって、学ぶべき点は少なくなかった。論語の“言必信,行必果,硜硜然小人哉(言必ず信、行必ず果、硜硜然たる小人かな)”を学んだ時は、孔子の厳しさを感じたりした。
 6月の楽之会は、中川美術館で開催した。参加者の交流のひと時を持つと共に、故宮に伝わる名品や、漢の時代から近代に至るまでの陶磁器類、国宝級の一品から中国現代絵画に至るまでの収蔵品を中川先生の解説で、鑑賞した。
 中川先生を中心に、これからも中国4000年の文化を楽しく学ぶことを、みな心待ちにしている。孔子学院として、中国文化の素晴らしさをできるだけ多くの市民に伝える努力を続けていくこととしたい。


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